単身か、帯同か。
家族としてどうするかを考え、帯同を選びました。
この時点では、
正社員を辞めるかどうかも、
自分の働き方も、
まだ何も決めていませんでした。
帯同を前提にしたあとも、
最初は「仕事は続ける方向」で考えていました。
私の会社には、
夫の転勤先に近い支社で働く、という選択肢があったからです。
住居費が二重にかかる可能性もあり、
簡単に辞めてしまっていいのか、という気持ちも正直ありました。
その頃、
今の上司にも、自分の転勤について相談していました。
仕事を続けるとしたら、
実際にどんな働き方になるのかを、
できるだけ現実的に考えたかったからです。
保育園や小学校について調べたり、
家から職場までの通勤時間を調べて、
1日の流れを頭の中でシミュレーションしてみました。
そうすると、
朝の支度、送迎、通勤、仕事、帰宅。
毎日のバタバタが、かなり具体的に目に浮かびました。
「これ、本当に毎日回るのかな」
そんな不安が、少しずつ現実味を帯びてきました。
さらに考える中で、
会社の方針として、出社を促しているという現実もありました。
もし出社が前提になると、
通勤時間も含めて、
今までと同じように働くことは難しい。
正直、
フルで働くのは現実的ではないと感じるようになりました。
でも一方で、
辞めた場合のことも考えました。
子どもと2人きりの時間が増えること、
自分に余裕がなくなってしまうかもしれないこと。
それも、正直、心配でした。
続けるにしても、
辞めるにしても、
どちらにも不安がある。
だからこそ、
「続けるか、辞めるか」ではなく、
今の生活に合う働き方はどんな形なのか
を考えるようになりました。
この頃から、
正社員を続けるという前提が、
少しずつ揺らぎ始めたように思います。
すぐに答えが出たわけではありません。
ただ、
帯同を選んだことで、
働き方についても、
きちんと向き合う必要があると感じるようになった。
それが、
正社員を辞めるかどうかを考え始めた、
最初のきっかけでした。