世界各国の男女間の平等に関する調査で、日本が146か国中118位と昨年より順位をあげたものの、依然として政治経済での女性進出が遅れているというニュースを聞き、「やっぱりそうだよね」と思いましたキョロキョロ




家庭でも今だに「男は仕事、女は家事」という価値観が残っていて、一般的に共働きでも女性の家事負担が大きいネガティブ



そこで気になったのは「1位のアイスランドでは男女平等のためにどのような取り組みをしているのだろう」ということ



・性別による賃金格差を禁止する法律(同一賃金証明法)

  一定の人数を雇用している企業や団体は、同じ仕事をする男女に対して同額の賃金を支払っていることを証明する必要があり、できない場合は罰金が科せられる


・クォーター制度

  企業役員や公共の委員会のメンバーの40%以上を女性とすることを義務付ける制度

  政治では義務付けられていないが、多くの政党でも自主的に導入されており、女性議員の比率はほぼ半数を占める


・共有育児休業制度

  母親、父親それぞれに6カ月間の育児休業が付与され、さらに追加で6週間、親同士で分け合って好きな時に取ることができる

  育休中は給料の80%が国から支給される


  かつては母親だけが育休を取得した場合、育休期間は6カ月のみと制限される一方、夫婦それぞれが3カ月ずつ取得すると、追加で3カ月が付与されるという仕組みだった

  “父親が育休を取得しなければ3カ月の追加がなく損してしまう”ということで男性の育休取得が定着するきっかけとなった


  現在は男性の育休の取得率は90%を超えている


参考:





これらの取り組みは1900年代後半から始まっているものもあり、日本より先を行っているなと感じましたにっこり



育児休業に関しては、父親・母親それぞれが片方ずつ取得できる、そして父親も取らないと“損”というのは良いかもしれないですね



同時に取得もいいけど、それだと結局どちらかに負担が偏るケースもある…魂が抜ける

 わが家の場合、夫が育休中にやることは長男の保育園の送り迎えくらいでした…

 あとはスマホゲームをしていて、それを見ながら家事育児するのは精神的に辛かったショボーン

 夫は2回取得する予定でしたが、1回目が終わった後丁重にお断りしました(笑)



そして、調べる中で見つけたアイスランド大統領へのインタビュー記事です





男女平等とは公平性の問題であり、男性が弱くなることではない

強い男とは他人の気持ちを理解する人であり、思いやりのある人であり、責任を喜んで引き受ける人であり、公平であり、良きパートナーである


と書かれていました。



私は時々、「私はこの人の家政婦なのだろうか」と考えてしまうことがあります

「良きパートナー」と心から思える日が来てほしいものですニコニコ



それはそうと、日本で「男女平等」というと、男性が標的にされがちで不憫だなと思う時があります



昔ながらの価値観や風習を当たり前と思って生きてきたのに、男性も家事育児に参加しようと言われだし、会社は男性の育休取得率をあげようとしているけど職場の理解は進んでいなくて板挟みになっているとか、テレビで夫婦間の家事負担について男性は全然してないと強調された特集がされたり、男性としてもモヤモヤすることが多くあるのではないかなと想像します

想像しかできませんが…



夫婦間で妻が夫にも協力してほしいと思う気持ちは分かりますが、社会全体としては昔ながらの価値観を変えていくことや、そのための制度設計を進めていくほうが重要ではないかと私は思います



個人でできることとして私は夫に

・家族や人のためだけでなく、自分自身の人生も楽しみたいと思っていること

・今は自分が成長することが楽しいから仕事は現時点で続けていきたいと思っていること

・私は子どもの価値観を「家のことはみんなで」という風にしていきたいから、みんなで分担していこうと考えていること

を宣言しましたニコニコ



また、自分の所属する会社や国はどのような取り組みをしているか情報を入手し、自分ごととして考えていきたいです



今回男女平等について考えてみて、やっぱり難しい問題だなと思いましたアセアセ

男女平等だからといって人数合わせのために能力や本人の意志に関係なく、女性管理職や議員を増やすのもどうかと思いますし…



最終的には、国民みんながやりたいと思ったことを、性別を理由にあきらめることのない社会になっていくことを願いますお願い



そのためには、国や会社に任せておけばいいやという考えではなく、国民としても問題に対して興味を持って行動していくことが大切ではないかと思いました



日本に合った良い解決策が見つかるといいな照れ