おめでとう | Glowfly

おめでとう

どれもこれも

想像の範囲でしか感じられなくて

それなのに苦しいなんてズルイやつだ


みんなと一緒が苦手なわたしは

別に好んで一人はぐれたわけじゃない


多くの中で見出せなかった希望を

消えてしまいそうに小さいわたしの自我を

失うことで初めて持つことが出来たのなら


それでよかったんだけど


横並びで、しっかり周りと歩幅をあわせて歩ける人になりたい

わたしは、大人ってのにはそういうことも含まれてると思う


だけど、誰とも比べられない場所がホントはとても残酷で

自分から手放したモノを再び欲しいと焦がれることが

どれだけ多くの後悔との戦いかを


知ってる人だって ちゃんといる



右を見て、左を見る

自分は遅れをとっていないか確かめる


同じくらい多く後ろを振り返る

追いつかれないように

追い抜かれないように

後ろばかり気になった


前をみたけど

どこにむかってるのかわかんなくて


ちゃんとたどり着きたい場所を自分は知っているのか

ただ置いていかれたくないだけなのか

全然わからず怖くなる


まわりは皆、同じ顔


右も左も後ろも 全部わたしと同じ奴だ


ああ、だれかと比べるから辛いんだってコースアウト

息を整えながら目的地を考えよう


誰かなんて、比べるモノは過去の自分しかいないのに


給水所にいるさえない奴らはまた自分と同じ顔でゾッとする

慌ててコースに戻るけど

さっきまでの景色とまるで違うから迷子になる


右を見て左をみた

誰もいなかった

後ろに昨日の自分がいた


誰も悪くなかった