「雪ちゃん、大丈夫?」

「う、うん・・・本当にありがとう。三郎くん、光くんと帰ったんじゃなかったの?」

「あぁ、帰ろうと思ったんだけど、オレの好きな漫画の新刊が出たの思い出してさ、ちょっと見に行こうかと思って。そしたら、すごい騒ぎになってて、そしたら、雪ちゃんがあんな事になってて驚いたよ。」

今でも喉元に当てられたナイフの冷たい感覚が蘇ってくる。思い出したらまた涙が出てきた。

「う、うぅ、怖かったよ〜」

私が泣き出したら、ギュッと三郎くんが私を抱きしめた。

「雪ちゃん、もう大丈夫だよ。」

そして、優しい言葉をかけながら私の頭を撫でた。
「ねぇ、雪ちゃん、オレ、雪ちゃんのこと好きだよ。」

「えっ?」

「オレのことどう思ってる?」

突然の告白に私は、寝耳に水だった。