ピーピーピーピッピッピー♬

私の携帯の着信音が鳴った。メールを開けようとすると、知らないアドレスからだった。

「誰だろう?この間は生徒手帳ありがとうって・・・あっ!松山光くんからだっ!」

思わずメールを見て大声を出すと、そばにいた親友の山川いくみが驚いていた。

「どうしたの?びっくりした。松山光くんって誰?」

「ほら、こないだ言ってたヤンキーから助けてくれた男の子だよ!」

「あ〜雪の白馬の王子様かぁ。それはよかったね〜!何て言ってたの?」

私は、心臓の鼓動を強く感じながらメールを読み進めた。

「今度、お礼がしたいから会えないかだって!わぁあっどうしよう?緊張するよ〜!!」

「せっかく会えるんだから仲良くなるチャンスじゃない。雪、ガンバレ!」

「うん。せっかくのチャンスだよね!」

私は、彼と三週間後の放課後に、お互いの中学からの中間地点ぐらいにある公園で待ち合わせることにした。