その栗色の髪の男の子を見たヤンキー高校生らしき人は、みるみる青ざめた顔をした。
「松山っ・・・」
「おい!!最近、荒れてるって聞いたぞ?カツアゲの次は、女に手をあげんのか?かっこわりぃことやってんじゃねぇぞ!」
栗色の髪の男の子が恐〜い顔で睨むと、更にヤンキー高校生は、青ざめてブルブル震え出した。
私は、ただただ呆気にとられるだけだった。
「ちくしょう!覚えてやがれ!!」
そう言うと、ヤンキー高校生らしき人は、急いで走り去っていった。
「あっありがとうございました!」
「大丈夫?あいつ、俺の隣の中学なんだけど、最近、学校サボって歩いて悪いことばっかりしてるんだよ。怪我なくてよかった。」
さっきのてっきり背丈からして高校生かと思った人は、どうやら中学生だったらしい。
なにはともあれ、助かった。その助けてくれた男の子は軽く手を振りながら、
「じゃっ気をつけてね。」
そう言ってさわやかな笑顔を浮かべて去っていった。
「か・・・かっこいい・・♡」