小学校に入ったら、学校を休むのも一仕事です
旅行などで学校を休む時、ただ「休みます」と連絡を入れればいいのかと思っていたら、そんなカンタンなものじゃありませんでした。
私は個人的に、学校での学びも大切だけど、学校外にも学ぶものはたくさんあると思っています。
ちゃんした理由がある欠席なら欠席扱いになってもいいかなーと思うのですが、韓国では小学校から出席日数というものを重要視する家庭もあるそう。
大学入試に小学校の通信簿を見ることもあるという噂からそう思うのでしょう…。
そのためなのか、小学校では年間20日間の「교외체험학습(校外体験学習)」というものがあります。
カンタンに言うと、20日までは学校を休んでも出席扱いになるんです。
旅行などで休んでも欠席扱いにならないので、出席日数にカウントしてもらえるというもの。
このシステムのために、旅行で休む時もただ「休みます」と言って休めないのです。
旅行に行く前には、校外体験学習の申請書を提出。
いつ、だれと、どこに行って、何をするか。
これを書いて提出します。
学校側が承認してくれば、旅行で休んでも欠席扱いにはならないというわけです。
この校外体験学習は、旅行だけではなく、体験学習、親戚訪問なども認められるそうです。
ほかのお母さんの話を聞くと、平日しかやっていないコンサートとか、日付限定のアクティビティや遊びに行くときにも使えるといっていました。
郊外体験学習で休んだ場合、帰ってたらレポートを提出しなければなりません。
どこでどんな体験をしたか。
それを子どもが直接書いて提出します。
レポートを出さなきゃいけないから、あまりふざけたものには使えないか
沖縄旅行に行ったとき、1日だけ学校を休みました。
旅行に行くから、もちろんこの校外体験学習で休むことになったわけです。
帰ってきてから、レポート作成。