鍼灸師のamicaです。
ついに東京で3回目の緊急事態宣言ですね。GWなのに。。。
インフルエンザでも予防接種はできれば打ちたくないと思っている私なのですが、新型コロナの場合は、万が一かかってしまって周りの方々に迷惑をかけないために、アーンド、自由を手に入れるために(?)、ワクチンは受けようと思います。
と、言っても、いつワクチンが打てる時期がくるのか。。って感じなので、自分で「免疫力」をアップして、対抗策を取っておくのが大事なのではないかと思う今日この頃です。
ビタミンDについて
さて、今回から「ビタミンD」について考えてみました。
「ビタミンD」って、どんなイメージがありますか?
遠い昔、学校で習った時には、ビタミンDはカルシウムのバランスや骨の健康の維持に関わる重要な栄養素だと習った記憶があります。が、実はこのビタミンD。彼らのお仕事はこれだけじゃなかったのです。
ここ20年くらいでビタミンDに関する研究が進んでいて、ビタミンDは、私たちの身体の中でなかなかな活躍っぷりをみせてくれていることがわかってきたそうです。
最近の研究では、こんなこともわかってきたそうです・・・
- 免疫力アップ効果
- 抗ガン作用
- 感染症予防
- 糖尿病予防
- 血圧コントロール
- 自己免疫疾患を予防
- うつ病を予防
- 妊娠しやすい身体作り
ちょっと。。すごくないですか。。ビタミンD・・・。
ということで、今後、ちょっと詳しくビタミンDについてお話してみようと思います。
その前に・・・
今日はその前に、おぉーって思う話を聞いたので、それをシェアしたいと思います。
みんな知っている「アルプスの少女ハイジ」に出てくるクララを覚えてますか?
ハイジのお友達で車椅子に乗っていたお金持ちの青い服着た金髪の女の子。(←あ、私のイメージです。)
なぜクララが歩けず車椅子に乗っていたのかは、明確にはなっていないそうですが、実は、ビタミンD不足でおこる「くる病」だったのではないかと言われるそうです。
「くる病(骨軟化症)」は成長期に、カルシウムやビタミンDが十分摂取できていなかったため、骨のカルシウムが作られず、骨が変形したり、柔らかくなったり、骨折しやすくなってしまう病気です。
時代背景として、1880年代ドイツ。当時のフランクフルトは工業が盛んで、大気汚染が社会問題となっていて、スモッグの影響で日光が十分に当たらなかったので、ビタミンDが欠乏し、「くる病」だったのではないか説!!
ちなみにビタミンDは、食べ物で摂取することもできますが、実は紫外線(特にUV-B)を浴びることで身体の中で生成もされるのです。
クララは、ハイジと出会い、アルプスの自然の中でしっかり太陽を浴びることでビタミンDを生成し、ミルクやチーズを食べてカルシウムを摂取、そしてハイジと遊ぶことで元気になった結果。。。。。
「クララが立ったぁ〜!」の、場面につながったのでは。。という話を聞きました。
目からウロコ〜!(あれ?ちょっと使い方間違っているかもな(笑))
あ、あと、「ノートルダムの鐘」の主人公のカジモドも、「くる病」による骨の変形(+他の病気)の可能性が高いらしいですよぉ〜。
次回からは、ビタミンDの詳細をみていきたいと思います。
ではでは。
免疫力UPに鍼灸治療
免疫力とは、人間に備わっている細菌やウィルスから身体を守ってくれる防御システムです。「身体をリラックスさせる」、「睡眠の質を改善する」、「自律神経のバランスを整える」といった免疫力UPのサポートは鍼灸治療の得意とするところです。
ちなみに、足三里って呼ばれる経穴(ツボ)があるのですが、ご存知ですか?
免疫力をUPさせるのに有効とされる代表的なツボで、疲労回復にも効果抜群で、血流促進に加え、胃腸の働きもアップします。
昔々、 俳人、松尾芭蕉も「足三里」に灸をすえて、奥の細道を旅したそうですよー。
免疫力に対するセルフケアとして、足三里に1日1回のお灸をしてみてはいかがでしょうか?
自宅で自分の時間にお灸をする「お灸女子」も増えています。
あなたに合わせたセルフお灸の指導もしてまーす。
鍼灸治療を受けてみたいなど、興味のある方は
渋谷:amica鍼灸院
二子玉川:鍼灸サロン vvb
まで、お問い合わせください。