鍼灸師のamicaです。
なんと。。あっという間に1週間経っていました。
最近の気温は暖かかったり、寒かったり。気温の変化が激しくってびっくりしますね。
そして、新型コロナがまた暴れ出していて、本当に今年はコロナコロナって騒いでいる間に、あーっと間に1年が終わってしまいますね。12月に久々休暇で熊本に行く予定なのに。。このままでは無事に行けるのか雲行きが・・・
今日は「L-カルニチン」と「ビタミンC」の関係です。
「ビタミンC」って、これでもか!ってくらい女子の味方なのだと、今回のことを勉強してつくづく思いました。。
「L-カルニチン」とは
いつもの事ながら「L-カルニチン」って何?から始まります。
スポーツジムとかに行くとたまに「L-カルニチン」のサプリなどが広告・販売などされているのですが見たことはありますか?
L-カルニチンは、全身の脂肪の代謝(脂肪燃焼)に使われるため必要なアミノ酸で、実は海外では心臓疾患、運動能力改善などにも使われているそうですが、日本では主にダイエット用健康食品として出回っています。
なぜかというと、脂肪の燃焼は細胞内のミトコンドリア内で行われているのですが、実は脂肪単独ではミトコンドリアの中に入れません。そのため、脂質は体内に取り込まれると、まずは脂肪酸に分解され、そして、脂肪酸はL-カルニチンとくっつき、ミトコンドリアの膜を通過して、内に運びこまれ代謝されます。
ということで、脂肪酸がエネルギーとして利用されるためには、L-カルニチンの手助けが必要なのです。外からL-カルニチンを十分に補給してあげると、脂肪がより多く消費され、体脂肪の現象につながるという訳です。(あくまでも理論上のようで、研究結果には体重への効果がみれるものと変化がないものがあるようです)
脂肪の代謝との関係の他にも、「心臓の健康維持」(血圧低下や炎症作用の軽減作用)や「運動パフォーマンス」(回復・筋肉への酸素供給・持久力・筋肉痛・赤血球の産生)などが期待できるそうですが、これも実はまだまだ研究が期待されているところです。
一般的に推奨されているL-カルニチンの摂取量は1日500-2000mgとされてます。
ちなみにL-カルニチンは、私たちの体の中ではほとんとが筋肉中に貯蓄されていて、残りのごくわずかな量は肝臓や血中に存在しているのですが、実は、人が体内で作り出せるのはせいぜい10mg程度。さらに、厚生労働省によると日本人の1日のL-カルニチンの平均摂取量は75mg程度らしく、だいぶ足りてないようですね。
そして。。残念なことに、加齢とともにL-カルニチンは体から少なくなってきてしまいます。
そのため、一定の年齢をすぎると、脂肪燃焼の速度が遅くなり、痩せたくても痩せられない体になってきてしまうのです。
さてさて、また忘れちゃいそうだった「ビタミンC」との関係。
カルチニン+ビタミンC
そこで、またまた登場するのが。。。
♪テレッ テッテッテッテテレレッ テッテッテッテテレッテッテテ テテテテテッテッテ〜♪.
(3分クッキング風)
「L-カルチニンを作ろ〜」:
(主な材料)
リジン(必須アミノ酸)
メチオニン(必須アミノ酸)
ビタミンC
ナイアシン
B6
鉄
これらを材料にして、さらに必要な酵素(ブチロベタイン-ヒドロキシラーゼ)があって、はじめてL-カルチニンが作られるという訳です。
ビタミンCはここでも主役ではないけれど、ビタミンCがなければ、L-カルチニンもできないって訳です。
L-カルチニンがなきゃ、脂肪酸も代謝されないって訳です。
おまけ。。
ちなみにカルニチンは、牛、羊肉やカツオに豊富に含まれているそうです。そして、面白いことに、食事から摂取されるL-カルニチンの方が、サプリメントから摂取するよりも吸収効率が良いことがわかっているので、しっかり食事から摂りたいですね。
あ、もし羊肉を美味しく食べたい方。。。ダイエット向きではないかもれませんが、新宿にある知る人ぞ知るジンギスカンの名店”だるまや”さんが、おすすめです。めっちゃ新鮮なラムを使用しているらしく生でも食べれちゃうんです。
ダイエットと鍼灸の関係
- 過剰な食欲のコントロール
- 消化機能のUP
- 便秘対策
- 水分代謝のUP
- ストレスコントロール