ちょうど1ヶ月前。

夜の9時頃でした。

旦那さんが気分が悪いと言って顔色が悪くなり、さらに胸が痛いと言うのです。


実はこの1年で、気分が悪くなりフラフラな状態になって、顔色も真っ青になることが2回ほどあったのですが、その時は少し休んで寝ると回復していました。


でも今回は胸も痛いらしい。

フラフラ〜っとしてる状態なので、どのくらい胸が痛いのか見た目では分かりにくく、救急車を呼んだ方がいいかどうか本人に聞いてみると、救急車を呼んで欲しいとのこと。


大げさにしないタイプなので、救急車を呼んで欲しいと聞いた時はビックリしました。


アメリカで911(日本の119番)に電話するのは初めて。


I need an ambulance.

救急車に来てもらいたいんですけど、と電話をかけました。


ベッドに入っていた双子ちゃんたちも起きてきて、ママ、救急車に電話したの?と心配そうな様子でした。


10分後くらいだったかな?

救急車とパトカーがやって来ました。


ニュージャージーは救急車を呼ぶと、だいたいパトカーも一緒に来ます。


もう外は暗かったので、救急車とパトカーのサイレンのキラキラがまぶしいのなんの。

ちなみに音は無かったです。


警察と救急隊員がやって来て、まずは家の中で脈を測ったり診察をしてくれて、痛みどめの薬を飲ませていました。


すぐに救急車には乗せないんですね。


その後ストレッチャーに乗せられて、ER(救急救命室)へ運ばれていきました。


その日は入院となり、いろんな検査をした結果、心膜炎だろうということでした。


心臓には問題はなく、心臓の周りにある膜が炎症を起こしているために胸が痛いようです。


あれから1ヶ月。

まだ胸が痛む時があるみたいですが、旦那さんは大丈夫そうです♫


そして今日。

救急車の請求書が届きました!



救急車代 $1,796.85(約26万円)!!

走行距離代 $120(約1万7千円)!!


アメリカで救急車を呼んだらお金がかかるとは聞いていたけど、26万円にはビックリ。


請求書には$1,167.36(約17万円)のなぞのディスカウント。

それでも高い…。


最終的には、保険が10万円ほど負担してくれて、自己負担が1万円ちょっとという感じです。


アメリカは、個人個人が自分で健康保険に入らなくてはいけません。保険の会社もいろいろあるし、プランもたくさんあります。


そして、その保険のプランによって、自己負担額も変わります。


我が家の保険は、病院に行くたびにCo-Pay コーペイと言って、医療サービスを受けるために一定額を支払います。


一般の病院 Co-Pay $10

専門の病院 Co-Pay $20

ER(救急病院) Co-Pay $125


それ以上は支払う必要はほぼありません。


ちなみに双子ちゃんたちを妊娠してから出産まで(帝王切開をして入院も5日間しましたが)自己負担額は合計で$70でした。

※高齢出産&双子だったので、特別に詳しく検査をするのエコーを2回したので、その料金でした。


我が家の保険はかなりいいプランなんだと思います。

いいプランなだけに、保険料は家族4人分で年間350万くらいします。


ということは、保険料 月29万…。


もちろん月29万なんて払っていませんよ。

旦那さんが教師なので、学校のUnion(労働組合)が9割くらい負担してくれています。


それがなかったら完全に無理な保険料です…。


アメリカの医療費、保険事情、ホントに恐ろしいです。

アメリカに来られる際には、必ず海外旅行保険に入りましょう!