ANN 4/2 vol.4 | キロクブログ

ANN 4/2 vol.4

さぁ、メールジャンジャン紹介していきやしょーう。

三重県のラジオネーム・ミノリ。

メールうちの学校でも今、「ゲッツ!」が流行中です。

無駄に大きい声で連発して、みんな盛り上がってますよ。

ゲッツ!! ゲッツ!!!

ミノリも今やってるかな(笑)

せーの、ゲッツ!!

アハハハハ(笑)

スープあげまぁーす。


さ、続いていきましょーう。福岡県のラジオネーム・ユミコ。

メール旬くん、こんばんは。私は看護学生で女子寮に住んでます。

女子寮はいろいろな規制があって厳しいんですよ。

最近知った規則で1番ビックリしたのが、『女子寮に男性が入る場合、寮内放送で「今から男性○○名入ります。お風呂に入ってる方、淫らな格好している方は気をつけてください」って放送しなくちゃいけないそうです。

まだ1度も放送した事ないんですが、今度放送してみようと思います。

おふぃひぃ(笑)。これいいね、なんか。

女子寮って淫らな格好とかしてるの?淫らな格好ってどんなことよ、え!え!え!どうなの!そこぉ!ちょっとぉ!(笑)

あーこれいいなぁー。へぇー、女子寮ねぇー。

女子寮とか入ってみたかったなぁ、昔、ほんとに。

うーん。何度かもぐり込もうとしたことあるんですけどねぇ。ヘヘヘ(笑)

高校生ぐらいの時かなぁ・・・いい思い出ですよ。

スープあげます。


さ、続いてぇ。えー大阪府・・・ダイスケ。

メール僕は東大阪市に住んでいる、今年から高校生になったミキヒサです。

僕は結構前から、小栗さんのラジオを聴かせてもらっているのですが、僕が思うに小栗さんはかなりのエロです。

そんな小栗さんに僕の友達を紹介したいと思います。

僕の友達にTくんという人がいます。Tくんの部屋はTくんの両親の寝室ととても部屋が近いらしいのですが、夜になると3回に・・・あ、3日に1度ぐらい、アレをしている声が聞こえてくるらしいのです(笑)

ビックリして耳をすら・・・澄ますとフェラーリの音なども聞こえてくるらしいのです。

Tくんは頑張って寝ようとしたのだけど、Tくんのムスコがウェイクアップしてしまったので眠る事は出来ません。

そんなこんなでTくんは、3日に1度は苦しんでるらしいです。

小栗さん、エロい話をお願いします。

ハハハハ(笑)あのねぇ、これはね、あのね、昔僕も小学生の時、うちの近くにねオチくんてゆうお友達が住んでまして、オチくんが1番上だったのでね、オチくんちはお父さんもお母さんも若かったんですけど、オチくんもねぇ、「時々見てしまうんだ」って話をねしていましたよ。

もうね、その話を聞いた時にドキドキですよ。

みんなさ、いつ頃そうゆうこと知った?・・・いつ頃。

俺さぁ、あの・・・昔ね、小学校4年生まで9小ってとこに通ってて、小学校5年生から3小ってとこに引っ越したんですよ。

したらね、9小はすっごいウブだったんだけどぉ、3小はすっごいマセてたのぉ。

でさ、3小に小学校5年生でさ、あのぉ転校したら、『エッチ』ってゆう言葉を初めて小学校で聞いたんですよ。

で俺、車で移動してる時に、お父さんとお母さんに「ねぇ、エッチってなに?」って聞いたことがあってぇ、で、エッチじゃないセックスか。ってなに?って話を聞いてぇ、したらねぇ、なんて紹介されたかちょっと覚えてないんだけどぉ、そんなね事になったんですよ。

だからね、俺は全然そうゆうものも知らなかったしぃ、まぁうちの両親がねそんなことになってたなんてこともね、小学校5年生まで僕は知らなかったんですけどぉ。

まぁねこれ。うん、Tくん。Tくんまぁ、まぁでもなぁ。フェラーリの音はね(笑)聞こえちゃう両親ってちょっと・・・キツイよねぇ。・・・ねぇ。

とんでもない・・・音たててるんだろうねぇ、きっと、アハハハハ(笑)

お母さーん、よろしくお願いします。ほんとに・・・(笑)

とりあえずね、そんな、えーミキヒサには、スープあげます。

これね、ぜひTくんと2人で飲みながら、ね、そうゆう話をしつつ、あの・・・スープでねほっこりしてくれたらいいなと・・・。

もう最悪ね、Tくんのお父さんとお母さんにもスープあげてちょうだい。うん。

そしてみんなでほっこりして、その辺の話をしましょうと。ハハハ(笑)どうゆうこっちゃ(笑)


さぁ、ということでね、みんなからのメールまだまだ募集しております。

メールアドレスはすべて小文字でoguri@allnightnippon.com  へ普通のお便りでお願いしまぁーす。


CM


愛のプロローグ

愛のプロローグ

満開だった桜ももう散り始めている

桜の花びらが1枚、また1枚と落ちていくこの時期になると

ケンゾウは毎年、ミエコとのあの夜を思い出す。


ミエコが生まれたのは、東京郊外にある大きなお屋敷だった。

このお屋敷はもちろんのこと、周辺の土地もミエコの父が所有しており

近所の住民からは、「地主さん」と呼ばれていた。


家柄が家柄だけに、ミエコの生活に自由はない。

門限は6時。外泊はもちろん、外で食事をすることさえ許されなかった。

そのため、都内の大学に進学したあと、女友達は何人かいたものの、

恋人と呼べる存在はまったく無し。


その一方で、父はミエコにお見合いの話を持ちかけていた。

会社の役員の息子、弁護士、銀行員。

将来の不安を抱かなくていい文句のつけようのない男達だった。

だが、ミエコは男達の見合いを断り続けていた。

社会的地位、世間体、そんなものばかり気にしている男たちと生活をしたら

息の詰まるような生活を強いられる気がした。


自分の夫になる人とは、もっと自由でいたい。

もっと楽しい時間を過ごしたい。

ミエコはそう考えていた。


ミエコが大学2年になった頃、大学の仲間を通じて出逢ったのがケンゾウだった。
ケンゾウは画家になることを夢見る男で、そばに近づくだけでも絵の具のにおいがした。

服装や髪型にもまったく気を使っておらず、それはひどいものだった。

だが、父や見合いをした男達のように自分を飾らないケンゾウに、次第にミエコは惹かれていった。


出逢った日から数週間後、この日、ミエコはケンゾウと5度目のデートを迎えていた。

最初こそ、いつものようにケンゾウの夢に耳を傾けていたが、

いつの間にか話の流れはミエコの家庭環境へと移っていった。

ミエコは自分には自由がないということを話した。

見合いを勧められている事も話した。

女友達にでさえ、そんな話はしたことがなかった。

次から次に、自分の中に溜まっていたものを吐き出させてくれるケンゾウが、ミエコは不思議でならなかった。

だが、すぐに気付いた。

こうゆう話も出来る相手こそ、ずっと一緒にいるべき相手なのだと。


それから数時間後、店を出る事には街は夜を迎えていた。

門限の6時もとっくに過ぎていた。

ミエコは慌てた様子でケンゾウに、

「ケンゾウさん、私、そろそろ帰らないと。」

だが、ケンゾウの考えは違った。

ケンゾウはなにも言わずにミエコの手を握りしめる。

ミエコは驚き、その目を見開いた。

「ケンゾウさん・・・?」

ミエコの鼓動は早まるばかりだった。

ケンゾウはミエコの手を握りしめたまま、走り出す。

そして、友人の家までたどり着くと車を借り、助手席にミエコを座らせると、自分も運転席に乗り込んだ。

「ミエコさん、自由がないのは親のせいばかりじゃない。自分から飛び出してみないとだめなんだよ。どうだい?飛び出してみるかい?」

ミエコは突然のことに言葉を失った。

だが、数秒後にはその言葉に頷いていた。


車にエンジンがかけられ、2人は並んで夜の街を走り出す。

行くあてなんかない。どこを走っているのかさえ、2人はわからなかった。

それでも、2人は自分達の意思で今この場所に存在している。

それだけで、十分だった。


やがて、見知らぬ街に車はたどり着き、人気のない路地に車は止められた。

「ミエコさん」

ケンゾウは助手席を向くと、そのままミエコを抱きしめた。

ミエコは抵抗することもなく、ケンゾウを受け入れた。

「あっ、ケンゾウさん」


見知らぬ街の名前もない路地。

その夜、2人の乗った車は一晩中揺れていた。


そして、あれから48年。

あの時はまだ存在もしていなかった孫の私も、先日ついに、高校を卒業しました。

おばあちゃん、ありがと。


♪aiko 『二人』♪


ということで、今夜も『愛のプロローグ』お届けしましたが、これはちょっぴり恋に鈍感な、もしくは恋というものをはき違えてるあなたからのメールを朗読していこうという企画です。

の、はずなんですけど、今日の話ちょっと・・・普通じゃない?

勘違いでもないし、いいお話じゃない。ねぇ。

そして、なんか話としては、なんかもう、ここまでくるともう意味がわかんないってゆうかさ。

なってるじゃない、どうゆうこと!え?

そしたらさ、これを見ろというわけですよ、三枝くんが。

こちらのメールね。

東京都ラジオネーム・ユリ。18歳から。

サクランボ旬くん、こんばんは。

これはうちのおばあちゃんの話なんですけど、実はこの前、おばあちゃんとおじいちゃんの馴れ初めを聞いたんです。

聞いて驚いたんですけど、おばあちゃんは良家のお嬢様で、おじいちゃんは画家志望の苦学生だった頃に知り合ったそうです。

両親や周りの人たちは反対したそうですが、初めてした夜のデートでおばあちゃん妊娠し、

今でゆう『できちゃった結婚』で結ばれたそうです。

そのおかげでお父さんも生まれて私も生まれたと思うと、なんか話を聞いていろいろ考えさせられました。

こんな話ですいません。

と。なんと今回、ノンフィクション!

え?パチパチパチじゃないよ。なに?

「毎週うるさいので、取材までしました」?なに文句言ってんの?えぇ?(笑)なにそれ。

なん、だってだけどさ、だけどこれ、ちょっと勘違いしたぁとか、ちょっとね履き違えてる話でしょ?

完全。ずっぽし履いちゃったよ。履き違えなくて。(三枝さん/笑)

ずっぽし履いちゃった、これ。

なになになに?あ、愛のプロローグの係?(ハテナ)かな?ハテナかなぁー?

なのに!愛プロで使っちゃったじゃん。三枝くん。

何その、胸張ってうなずいてる。ダメじゃん(笑)ダメだよ!フフ(笑)

ダメに決まってんじゃん!路線外れてんじゃん!おかしいじゃん!ゲッツ!ハハハハハハハ(笑)

さぁさぁさぁ。ユリちゃんにもスープあげます。


小栗旬はね、両親の馴れ初めって知ってますか?って話ですけどね、

馴れ初め・・・うん。ま、なんとなくかな。

まね、あの、うちの・・・ま、こんな話するとねぇ、ステキじゃないなんて話になりますけど、

ま、うちはね、あのお母さんバレエやってて、ま、踊りやってたから、人形劇の人形の中にうちのお母さん入ってたんですよね。

その人形に照明当ててたのがうちの親父ってゆうね。

そおゆう、ま、職場恋愛ですよ。・・・うん。

でね、今は今となってはピザなんか食べない親父がね、あの・・・お母さんが友達と旅行でバス旅行に行ってて、どこのバス停に着くかなんか、あんまり詳しく教えてなかったのに、お母さんがバスで帰ってきたら、そのバス停で親父が待ってて、「ピザ食べに行こう」ってゆったんだって。

だけどぉ、親父から詳しい話聞くとぉ、1番最初のデートの時に、お父さんは違う女の子のを誘ったはずだったんだって。デートに。

それで、デートの現場に行ってみていたのがうちのお母さんだったってゆうね。

ちょっとした勘違いから始まった恋愛ですよ。

そんなのさ、後々息子たち聞かされてもさ、どうゆうリアクションとっていいかわかんないよね(笑)

「あは、そそそうなんだ・・・。でも・・・お母さんとくっついてよかったよね。俺たち生まれたし・・・」みたいなさ(笑)

そんなこと言わせんなよ、親父ってゆう話ですよ。ッハッハッハッハッハッハ(笑)え?


さぁ、そんなわけで、今後もね毎週朗読していきますので、みなさんの『愛のプロローグ』送ってください。

基本的にはね、ただの幸せな恋愛話ではなく、愛や恋というものを履き違えてた勘違いな恋バナを待っています。・・・ね?

やっと心を入れ替えて愛プロにきたメールだけを読んでいくことにしたようですので、たくさんの愛プロをお待ちしています。

みんなね、これ。あの、ほんとに、作った話でいいからね。

みんなからの新しい発想、愛プロに必要な、そうゆう原石を僕ら求めてるから。

そゆうのちょうだい。そゆうのもっとちょうだい。うん。

メールアドレスはすべて小文字でoguri@allnightnippon.com

ハガキのあて先は〒100-8439 ニッポン放送 小栗旬のオールナイトニッポン 『愛のプロローグ』の係まで。

みんなからのたくさんの愛プロ、お待ちしています。


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