ANN 2/20 vol.5
さぁ、ここでメールを紹介したいと思います
はい
ラジオネームカズミからいただきましたぁ
はい
うん
・小栗さん、麒麟さん。貧乏でも楽しめるデートコースはなんですか？
あーデートねぇ
デートコース・・・うん
うん、デートコース
ま、僕はやっぱり、公園を勧めますけどねぇ
うん
実家
実家(笑)
アハハハハ
そうですねぇ
いきなり実家にっていうことで
そうですねぇ、まぁ、１番ね、それがやっぱ、相手も喜ぶでしょうし
うん
まぁ、やっぱりね、滑り台だけでもテンションあげてやると相当楽しめますからね
そうですね
うんー
なんか、クールになんかね、もう滑り台なんて楽しくないしと思って滑ったら全然おもろないですけど
うん
ほんま心底イエーイ！って言いながら滑ってもらっただけでもね
うん
十分楽しくなるんでね、ぜひとも公園を僕はお勧めしますね
うん・・・貧乏でも楽しめるデートコース、いっぱいありますよねぇ
うん、いっぱいある
いっぱいありますよ
逆に、僕なんてマジであの、寺好きなんで
はい
お寺とかめっちゃ行くんですけど
いいですよねぇ
この年になると、やっぱ沁みてきますねぇ
うん
寺
ハハハハハハ
お寺、まぁ、えーっとぉ、ただそれだけで観れるところもあれば
はい
ま、入館料が
入館料
ま、３００円とかかかったり５００円っていう
まぁでも、高くないですからね
そうですね
うんー
俺も、すごい好きです
あ、マジですか？
うん
寺
京都とか奈良に観に行ったりするのも、すごい好きですしぃ
僕、だから、宇治、京都の宇治出身なんで
はい
１０円玉の裏側の平等院が、もう歩いて５分のところにあるんですよ
へぇー
ほんとに、そん時は１人でもよう行ってました
うんー
うん
こいつ、地元のその宇治のね、平等院が１０円玉の裏に書いてるじゃないですか。だから、最初知らへんくて、各地元の名産が
あっ、１０円玉の裏にあると(笑)
記されてると
そう
大阪やったら、万博の自由の、あ、太陽の塔とかが
うんー
プリントされてると思ったんですって(笑)
へぇー
鳥取だったら砂丘がプリントされてたり
はい
あの、秋田やったらなまはげやってんねやと
東京だったら東京タワーが書いてあるみたいな
そうそうそう
たしかに、地元のもんてそこまですごいと思わへんもんね
俺の平等院、こんなに全国区なのかと
アハハハハハ
ハハハハハハ
売れてんねやと思いましたね、当たり前やったから
うんー
なるほどぉ
うん
僕も、あのぉ、公園、ブランコ乗るのとか好きですよ、デートで行って
あ、そうですか
はい
ふぅん
なんかいいっすねぇ。あのー小栗さんがブランコ乗って絵になんねやろなぁ、アハハハハハハ
田村くんは？(笑)
ほんまに。同じ行いでも、えらい差ぁが出てきますからね、ここに
田村くん、ブランコ言うたら、リビングみたいなもんやろな
アハハハハハハハ
ＣＭ
愛のプロローグ
『愛のプロローグ』
８時少し前に、地元の駅を出発する電車
その先頭車両が、僕と彼女の出会いの場所だった。
数年前に大ヒットした映画『電車男』
酔っ払いにからまれる女性・エルメスを気弱な男の子が救い、
それをきっかけに恋に発展するというストーリーだ。
あの映画を観て以来、僕は、自分自身のエルメスを求めていた。
そんな日々の中、ついに先日、僕は彼女と出会った。
彼女は僕のストライクゾーン、ど真ん中の女の子。
僕と、そう歳の変わらない、２０代前半のＯＬさんだった。
僕は『電車男』になるべく、毎朝彼女と同じ電車に乗り、なにかトラブルに巻き込まれるのを待っていた。
そんなある日、彼女は僕の目の前でハンカチを落とした。
僕がすぐさま駆け降り、「落としましたよ」とやさしく微笑むと
彼女は「ありがとう」と、同じように微笑んだ。
そう。ついに、電車男とエルメスの関係性が動きだしたのだ。
だけど、それからしばらく経っても、毎日顔を合わせてるというのに、彼女はなにも言って来ない。
映画『電車男』の中では、エルメスが助けてもらったお礼にと、男の子にティーカップを送るんだ。
なのに、彼女は僕の住所を聞こうともしなかった。
このままじゃいけないと思い、僕は電車の乗る位置を変えた。
いつもは彼女から数メートル離れた場所に乗っていたけど、
この日からは、彼女の真後ろに立つようにした。
すると、この作戦が功を奏して、彼女が手帳を落とす瞬間に立ち会えた。
それも、彼女のバッグを見続けていたおかげで、手帳を空中でキャッチすることに成功したんだ。
「落としましたよ」
あの日と同じように、僕は彼女に微笑んだ。
でも、彼女は恥ずかしかったのか、僕から手帳を受け取ると、なにも言わずに次の駅で降りてしまった。
エルメス、君は素直じゃないな。 どうして僕にティーカップをくれないんだい？
僕らの愛は、君が勇気を出した瞬間から始まるというのに・・・
だけど、僕は、明日も君と同じ電車に乗るからね。
サンボマスター 『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』
サンボマスターで『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』をお聴きいただきましたぁ
ということで、今夜も愛のプロローグをお届けしましたが、
これは、ちょっぴり恋に鈍感な、もしくは、恋というものをはき違えてるあなたからのメールを朗読していこうという企画です
今夜の話はですね、東京都のラジオネーム、コウタロウさんからいただきました
うーん
いかがでしたか。きょうのお話は
いやー素晴らしいですよ
アハハハ
素晴らしい反射神経ですよ
そうですねぇーアハハハ
えぇー
そこ？(笑)
ダイレクトキャッチするというのはねぇ
いやー
まぁ、彼女のカバンを常に監視していましたからねぇ
ねぇ
ただこれ、ほんとに『世界はそれをストーカーと呼ぶんだぜ』
アハハハハハハハ
ハハハハハハ
これはキツイですね
素晴らしいコメント、ありがとうございます(笑)
ありがとうございます(笑)
ハハハハハハハ
完全にそうでしたね
ねぇ
うーん
すごいなぁ
すごいですねぇ
なんか、ほんで、サンボマスターさんかかったら、なんか、ボーカルさんのルックスが、なんか、この人がそうなんかなと思いましたけど
アハハハハ
そうゆう
どうゆう意味や、ちがうわ、サンボマスターとは(笑)
あのルックスを想像してしまう
たしかにな、ね、勝手に似てるかなっていう
うんー
イメージがわきましたけど。そうですね、気持ちはょっとわかりますけどね
うん
たしかに、電車とかでかわいい人結構いますけど、声掛けれないですもんね
それはありますね
うーん
僕昔、あのぉ、どこだっけな、どこからだっけな、とにかく代々木→原宿間で、１度すっごいかわいい女の子・・・その前の駅、代々木→原宿間だったら、新宿からかなぁ、の山手線で、すごくかわいい女の子を見つけたのでぇ、ちょっと、あのぉ、後ろに立ちたいと思って
あら
ハッハッハッハッハッハ
ヘヘヘヘヘヘ
あらあらあらあら
大丈夫ですか？(笑)
えぇ、それ１９歳の時なんですけど、ま、その相手は女子高生で、１７歳くらいでしょうね
はい
で、こう、かわいい子だなぁっと思って、こう、ホームで
はい
同じ車両に乗ろうと思って、こう、立ったんです
はい
はい
そしたら、こう、完、明らかに、チカンだと思われる
うん
うん
男の人が
ほう
あの、後ろから、こう、すごい近くに、その子の後ろに立ったんです
ほぉー
で、これは来たぞと、
フフフフ、大チャンス
チャンス
はい
僕、ちょうどその時『ごくせん』ってドラマをやってて
はいはいはい
はい
金髪の頭をカチューシャで留めて
はいはいはい
ギラギラのサングラスをかけてたんです
ハハハハハ
フフフ
で、皮のジャケットを着てたんですけど
はい
こんなルックスだし、こりゃいけるぞと
おぉ
思って、その子の後ろを、こう、ジロジロ見てたら、やっぱり明らかにチカンで、嫌がってると
あら
あらあらあら
で、代々木→原宿間の間、ずーっと葛藤があったんですけども
行くか行かんか
行こうか行かないか
うーん
で、もしもなんかで、仕事に行く前だったので、なんかやられてケガしたりしても困るしなんて
そうですね
トラブルは怖いですね
思いながら、こう、いたら、もう行こうと。嫌がってるし、そして、これは絶対になにかの発展になると
おぉ
で、代々木と原宿の間でプシューっとドアが開いた瞬間に後ろから行って
ほぉ！
その男を、ちょっと膝カックンみたいな形で、ドーンってして、そのまま降ろしたんす
ほぉ！
で、ドアがプシューって閉まる
おぉ
そしたら、完全に、見てる人たちが、ただ俺がキレて
フハハハハハハハ
ハハハハハハ
１人の男を投げ飛ばしたっていう空気
しか見えてない
はい
ハハハハハハハ
ハハハハハハハ
で、その空気を彼女も感じてしまって、助けたはずなのになんか彼女も、気まずそうに「どうも・・・」みたいな感じで、原宿で降りちゃったんすよ
ハハハハハ
あらあらあら
僕が代々木でそいつを降ろして、原宿でその子降りちゃって、そっからなんか、みんなの見る目が
ハハハハハハハハ
１人残されて(笑)
そう
最悪や(笑)
あいつ、ただ暴れたかっただけなんだ、みたいな
ハハハハハハハハ
イカツイ奴が来たぜ
はい(笑)そうゆうことが
すげーヤンキーがおると
はい(笑)
ちょっと、ルックスがキツ過ぎたんすかね(笑)
はい(笑)あって、それで現場着いて、俺、絶対、２度とチカンなんか助けねぇよって(笑)
ハハハハハハハハ
変なポリシーが
変なトラウマできて(笑)
はい、あります
へぇーせっかくええ事したのにー
うわー惜しかった
俺、あれはね、せめて彼女が、大きな声で「ありがとうございます」ってね
そうだよね
そうですよね、うんー
言ってくれれば
その一言で救われるわけですから
はい、あの時僕は、車内でヒーローになったはずなのに
うん
うん
完全、ダークヒーロー
ハハハハハハハ
ハハハ
出現ですよ(笑)
完全に悪となりましたね
ハハハハハハ
報われないことあるんですねー
はぁーい。ちょっとね、僕これ読みながら、思い出しましたねぇ
へぇーそれは嫌やなぁ(笑)
すごいなぁ
ハハハハハ
電車っていう世界は、やっぱいろいろありますからねぇ
ありますねぇ
うーん
じっと見られてるっていうのもねぇ
川島くんも、チカン遭ったことありますからねぇ
あ、ほんとですか？
僕、男性にやられましたね
あぁー
僕、ガラガラやったのに
はい
そのー僕の隣に座ってきて
はいはい
なんや、ぶちぶち言うてて
うん
いいなーいいなーかわいいなー
ハハハハハハハハハハハ
ハハハハ
かわいいなんて自分で思ったことないですし
ハハハハ
僕、女の人の気持ちわかりました
はい
あの、やめてって言えないんですね
はい、わかります
うん
俺もね、ほんと同じ状況あります
あるんですか！
はい
出せないですよね、声が
もう、それこそ、仕事に電車で行ってた頃は
うん
朝、すごい早い時間、始発とかに乗るときあるじゃないですか。で、ガラッガラの１番前に座ってたのに
うん
こう、駅に到着するごとに、そのぉ、おじさんが、ちょっと遠くに座ってたんですけど
はいはい
駅に着くたんびに、こう、後ろをこう確認して名前を見てるんですよ。駅の。
ほぉ
ほぉほぉ
あの、どこに着いたかっていう
うん
そのたんびにね、見ながら、こう、徐々にこう、おしりがちょっとずつ近づいてくるんですよ
はい
ちょっとずつー
で、最終的には気がついたら、次の駅を見たときに、僕の太ももにその人の手が乗っかっててぇ(笑)
あれ？あれ？
ほぉ！
あ、これは完全にそうなんだな
そりゃそうです
ってゆうー
うわ、こわ！
俺も太ももですわ
うんー
手ぇ乗せられて、そん時はもう声も出せへんから
うん
読んでた、その、少年ジャンプで思いっきりバチコーンしばいて
はい
走って逃げましたね
僕も、ほんとに、足を踏んでぇ、逃げたんですけどぉ
うんー
声出せないですよね
出せないですよね
わかるわ
俺、なんでそれで、あんなに、手が湿ってるんですかね、あの人は。
ハハハハハ、それは知らん(笑)
ハハハハ、知らん(笑)
向こうも緊張してたんや、それは
ハハハハ
向こうは向こうで、緊張したんや
あんなにしっとりした手に、初めてあいましたもん、あの日(笑)
アハハハハ
誠実かを表現したんか
アハハハハハハ
ハハハハハ
チカンには変わらへん(笑)
ハハハハハ
ハハハハハ
えーおかしいな、僕だけない、経験が
まぁねぇ、人選ぶっていいますからね
そうですかねぇ
うんー
うんーおい
まぁまぁまぁ、そんなわけでね
おいおいおい、気まずい気まずい
ハハハハ
そんなわけで
そんなわけで、今後も毎週朗読していきたいと思いますので
どんなわけや
みなさんの愛の始まりを綴った文章を送ってください
はい
毎週言っていますが、ただの幸せな恋愛話はいりません。
よく言えばちょっぴり恋に鈍感な、悪く言えば勘違いな恋バナを待っています。
文章は番組サイドで作りますので、大筋だけでも構いません。
そして、朗読の後に流れる曲のリクエストも、一緒に書いて送ってください。
メールアドレスはすべて小文字でoguri@allnightnippon.com ハガキのあて先は〒100-8439 ニッポン放送 小栗旬のオールナイトニッポン 『愛のプロローグ』の係まで。
たくさんの勘違いな恋バナ、お待ちしておりまーす！
ＣＭ