ANN 1/16 vo.3 | キロクブログ

ANN 1/16 vo.3

ここからは今夜のゲストと共にお送りしたいと思います。

ビートクルセイダースのヒダカトオルさんです!

どうもーよろしくお願いします。

よろしくどうもー、うぃー。

さぁ、ついに、オールナイニッポンの現役パーソナリティがゲストに来てくれましたが

はずかしいね

はずかしいですか

普段、だって俺が小栗くんの位置に座ってゲストと会話してるのに

そうですね

俺がゲストってなんかこう・・・やだね(笑)

アハハハ(笑)なんかでも、おもしろいですね。

なんかでも今日は、半分『ヒダカトオルのオールナイトニッポン』のつもりで。

あっ。

やっちゃおうかな、みたいな。

なるほどー。どっちもゲスト気分で、どっちもパーソナリティ気分で。

そうそうそう。そのノリで。

よろしくお願いします。

お願いします。


さぁ、とにかく今夜は、音楽の事はもちろんラジオの事もお話していきたいと思いますのでぇーよろしくお願いします。

こちらこそ、よろしくお願いします。

さぁ、ここでちょっと簡単にヒダカさんのご紹介をさせていただきます。

はい

ヒダカトオルさんは97年に結成されたバンド『ビート・クルセイダース』で、ボーカル&ギターを担当されてます。ビートクルセイダースは、キャッチーなメロディーを硬派にも軟派にも表現し、そのフリースタイルなパンクロックサウンドは、幅広い世代から支持を集めています。

また、音楽への真摯な姿勢な一方では、エンターテイメントに徹しており、顔にお面をかぶった姿での活動は有名です。ヒダカさん自身は、毎週月曜日のオールナイトニッポンを担当し、饒舌なトークを毎週展開されております。

あら。すみませんねー褒めていただいちゃって。

えぇ。

申し訳ないです。

さぁさぁ、早速ねぇ、お話を聞いていきたいと思いますがぁ

はい

もう、早速こんなメールがきているのでちょっと読みます。

・ヒダカさんに質問です。今日もお面、着用ですか?

もちろん!・・・なんちゃって(笑)お面は一応、持ってきてますけど、しゃべるとき邪魔なんでね。

はい

先ほどちなみに、これあの、小栗くんも一瞬お面はめまして、

一瞬、お面はめさせていただきました。

どうですか?視界の狭さ。

いや、意外と思ったより、見える。

見えるでしょ?通常、ライブだけは外して、ライブを見た人は素顔がわかるよってことでやってるんですが、テレビに出たり写真だったりミュージックビデオ撮る時は、必ずこれつけてるんですけど、まぁ大変です。

アハハハ

前に斜めったセットで歌って、普通にすると体だけ斜めってるようなミュージックビデオの時は

はい

まぁ、足元が見えなくて。視界がね。

そうですよねぇ

下がわかんないから、ジャンプして着地するとコケちゃうっていう

あぁー

ものすごく苦労しましたけどね。

なるほどぉ・・・

そうゆうのをね、俺のとろこにも『情熱大陸』が取材に来て欲しい!

アハハハハ(笑)

小栗くんばっかね、『情熱大陸』でてねー、俺もね、ドキュメントとかね、ジャンジャン募集中・・・

そうですよねぇ。募集中ということで『情熱大陸』の方、聞いていたらよろしくお願いします。

はい。ぜひ(笑)

フフフフ(笑)


そんな感じでね、お面の話題もでたところでぇ、普段は常にお面をされていますが

そうですね

お面をするようになった理由というのは。

それがね、ほんとにすごいくだらないスタートなんですけども、最初もともとサラリーマンで、サラリーマン時代に、音楽事務所だったんですけど、自分のバンドもインディーズでCDが出るってなった時に、会社の人に悪いかなって、裏方なのに俺のCD出ちゃうとなんか寒々しいなって、それだったらかぶしちゃえ、と・・・。

はい

ちょうど、フライヤーでこうゆうデザイン使ってて

ふーん

その当時、『オースティンパワーズ』が流行ってて

はい

そんなイメージで俺が仕事中に作って

なるほどぉー

ま、仕事中に作っちゃうっていうのはほんとはいけないんですけども(笑)

『オースティンパワーズ』からその顔はきてるんですね。

そうそうそう。で、これをデビューの時に、そのままお面にしちゃえばいいや、ということでくっつけたの。

なるほどぉ

今まではこんなオールナイトニッポンのパーソナリティーになるなんて思ってなかったから

はい

ま、いつかね、自然消滅でなくなるだろうぐらいな(笑)

ハハハハ(笑)

思ってたら、早10年くらい。

なるほど、なるほど。

そんな感じですね。

へぇー・・・で、じゃぁ先ほどでたように、お面を外した姿は、ライブだけで見れると。

そうそうそう

それはライブはすごい必見ですね。

そうですね。だから最近は顔みたさにライブに来る人もいるんじゃないかと

うんうん

思いたいくらい。ま、お面の下は意外と、おっさん達です。

ハハハハ(笑)

35なんで、小栗くんの10個上なんです。

そうですねー

もう完全、終わってますけどねー、ルックス的にはね。ふふふ(笑)ま、でもそこら辺も含めて『情熱大陸』で取材してくれたらうれしいなと。

そうですねー、はい。そうしたらもうついに、メディアでも、顔も露出してしまうぞということで。

いや。露出は一応、ミリオンいってからと(笑)

じゃ、『情熱大陸』でもつねにお面で。

つねにお面つけたまま、ドキュメントさせると。

それって結構、前代未聞ですよね。

でしょ?でしょ?『ウルルン』とかね、

はい、ひたすらお面で。

そうそうそう。『ガイアの夜明け』とか、なんかドキュメントっぽいやつに、お面のままで。

ひたすらお面のままで出続けると(笑)それはちょっとすごいですね。1視聴者として見たいですね。

見たいよね。俺も絶対みんな見たいと思ってると思うのに、全然こないですもん。

あぁ・・・そうゆうことで、『情熱大陸』の方、聞いていましたら

『ガイアの夜明け』も

ハハハハ(笑)

フフフ(笑)

『ウルルン』の方もぜひ聞いていましたらぁ・・・

ドキュメントならなんでも。

ビートクルセイダースのヒダカトオルさんにご連絡を・・・

はい。お願いします・・・

そして、ヒダカさんといえばぁ、僕と同じ、オールナイトニッポンパーソナリティーをされてます。

はい

ヒダカさん月曜日、そして僕は水曜日を担当。

それもですね、ヒダカさんのオールナイトニッポンは2007年1月にスタートしたので、な、な、なんと僕らは同期ということになるんです。

ね、同級生ね。言うなればね。

はい。・・・ヒダカさんのオールナイトニッポンは1月1日から!

そう、めでたい!

すごい、スタートしたわけですねぇ。

しかも、2007年のラストが、12月31日だったの。

おぉー

なんか、めでたいんだか、めでたくないんだか(笑)

オールナイトニッポンで始まって、オールナイトニッポンで終わった、と。

・・・終わっちゃった、ですね。

いえぁーすごいですねぇ。

ほんと、捧げてますよ。ニッポン放送にね。人生を。

うん

なのに、全然、待遇悪いですね、ほんとに(笑)小栗くんとこ来たら、おいしそうなプリンあったり、なんかね、扱いいいのに、俺んとこ全然差し入れもない(笑)だいたいね、レコード会社の人間に俺の好きなお茶とかパンとか買っとけって言っても買っとかない。

アッハハハハ(笑)

ほんとねー、ひどい。

ハハハハ(笑)

事務所移ろうかななんて、常々思う。

うちですか。

はい

でも、うちもね、あのぉ、そんなヒダカさんなんか来てくれたら、音楽班・・・ちゃんと立ち上げなきゃ

あ、ないのね。ミュージシャンいないんだ。

はい

そっか、そっか。

俳優しかいなので。

じゃぁ、俺が音楽班作ればいいんだ。

そうです。

サラリーマンの経験を活かして。

はい

どうですか、ぜひ。ハハハハ(笑)

ハハハハ(笑)

だからね、サラリーマン戻りたいんだね、すごく。

うん

なんか、世の中っていうのは、俺も10代の頃そうだったんだけど、ロックスターになるっていうのは、日常と掛け離れてるってことだと思ってたんだけど

うん

小栗くんは今、俳優って事が仕事になると、意外とそれと日常って全然別の事じゃないっていうか、演じてる間だったりやってる間は全然別事だけど、実際、俳優みたいな人生、ミュージシャンみたいな人生かっていうと全然んね、そんなことないし、今日もね、吉野家で豚丼食ってきたし、

うん

全然普通のことだしさ。

やぁもう、世に出れば出るほど生活は地味になっていきますねーほんとに。

そうそうそう(笑)だから、別にサラリーマンとかやれるんじゃないかって。

うん。俺も全然思います。今でもなんかバイトしたいですもん。

ね、そうそうそう。バイトとかね。普通にタイムカード押しておはようございまーすみたいのやって、

ほんとにやってみたい。

で、今日ちょっと舞台あるので、早上がりまーすみたいなね。

そうそうそう。

そうゆうのを逆に憧れるね。

憧れます、僕も。

でも、小栗くんもこの若さで憧れるって事は、相当老衰してるよ(笑)

アハハハハ(笑)

よく言われるでしょ。同じ歳くらいの友達に「老けてるよ、旬は」って。

あのね、同世代にはあんまり言われないんですけどぉ、お仕事でご一緒する、上の役者さんに、「おまえはちょっと年齢を詐称してるだろ」って言われる事はある。

ははは(笑)でも、考え方は老けてる的なね。

うん

それこそ、蜷川さんと舞台やってて、大丈夫?

蜷川さん、大丈夫ですよ。

俺の世代の蜷川さんっていったら、まぁ、灰皿を投げるわ

うん

怒りまくるわ、とりあえず血管がすごいのが額にでてる・・・

ハハハハ(笑)

ねぇ・・・

でも、本当にそうゆう時期もあったみたいですけどぉ・・・

あ、もうその時期は大丈夫だった?

僕がお会いしてから、だいぶ、こう、丸くなってたみたいで・・・

あ、じゃ全然怒られなかった?

いや、もちろん、あの僕、こないだの『カリギュラ』で蜷川さんと6本目とかなんだけど、むちゃくちゃ怒られた時もありましたけどぉ、『カリギュラ』に関して言えば・・・

もう大丈夫。

そんなにはぁ・・・

もう「ツーカー」くらいに・・・

そうですね。なんか冗談も言い合える関係に

もうそんなに!蜷川さんに冗談。すごい怒られそうですねー。なんか大島渚さんとか、蜷川さんとか俺の世代の演出家さんって「バカヤロー」みたいな

はいはいはい。

そうゆうイメージがあったから、小栗くんが出るって言ったときに、絶対すごいしごかれるんだろうなって思ったの。しかも、ミュージシャンって基本的には自分がこうしたい、ああしたいって言って、第3者がこうしてくださいってことはそんなにないから。

うんうんうん。

大変だなって思ったの。それこそ心配?親心的な?同級生として兄貴的な感じで。

だけど、そうゆう意味では、ほんとに・・・なんだ?ある意味すごく尊敬するところが、蜷川さん尊敬するところが、もう72歳になられたんですけどぉ、

そんなにいってるんだ。還暦とっくなんだ。

その歳でもぉ、成長し続けているっていうか

はいはいはい。

もう敏感に物事を分別しているんだって

若いよね。

すごくほんとにね、思うんですよね。

70代には見えないね。

うん。だってぇ、やっぱり僕が60とか70になったら、俺の意見はこうなんだからこれでいいじゃないか!って言ってるおっさんになってるかもしんないなって思うんですけど。

はいはいはい。

そうじゃなくて、特になんか最近なんか、役者のメンタル部分・・・この人はすごい怒ってもいい人だ、この人は怒っちゃいけない人だ、とすごい見てたりするんですよ。

へー意外。

うん。で、絶対に、怒った後もフォローしたり、怪我してるの忘れないし、なんかすごく大事にしてくれてる人だって・・・

いいねー。蜷川さんのフォローだけうけたい。

アハハハハ(笑)

怒られるのは怖いけど、「君はよくやった」ってそれだけ言われてみたいね。


で、こんな感じでいろいろお話させていただきましたけども、ヒダカさん、ラジオはオールナイトニッポンが初めてなんですか?

FMの方でやっていたことがあって大阪と東京で、

ふーん。うん。

AMは初めてですね。だからFMのノリで乗り込んできたら意外と違うって最初ビックリした。

ふーん

FMっていうのは、小栗くんも仕事で移動する時にFM聞く、AM聞くってたぶん気分が全然違うと思うんだけど、

うん

FMはなんか音楽が流れて、カバーで音楽が流れてるっていう

うん

AMは結構どこをきいてもバラエティ色があるか、ニュース性があるかで結構同じ感じじゃない。

うん

これ、悪い意味じゃなくて。

うん

でも各局あまりカラーは大きく違いはないっていうか。

うん

だから、自分は元々ミュージシャンだし、ミュージシャンの俺がおもしろおかしくしゃべっていけばなんとかなるんだろうって思っていたら、そうでもなかったね。

うーん

あんまり無理すると、偽りばれちゃう。

あぁーでも、それはすごいわかる気がする。

そうそうそう。小栗くんも、だからってバラエティー色の強いAMだからって無理に「アジャパー」みたいなこと言わないからね。

僕もぉ、だからほんとに、僕ほんとほぼ、このオールナイトニッポンが・・・もちろんパーソナリティとしても初めてで、その前は、ラジオに出させてもらったのは、ほんと2・3回くらいしかなかったんですよ。

うん

でももう、始まってからぁ1月から4月ぐらいまでのは、ひたすらなんか『頑張ってる感』が、すごくてぇ、

そうそうそう、わかるわかる。なんか無理に「イエーイ」とか言っちゃうみたいなね。

そうそうそう。なんかテンションがおかしかったりぃ、あったんですけど、やっと最近なんか・・・

そうだね。そこで無理しなくてもいいって感じがね。

無理しないっていうことが、1番なんか・・・自分ももちろん落ち着いていろんな事話せるし

リスナーもなんか全然そうゆうの求めてないんだよね、実は。

そうなんですよねー。

パッと見のイメージはにぎやかにやってる感じだけど、実は意外と関係ないんだよね、きっとね。

で、頑張ろうとしてる時は、テンパッてるから、メールとか読んでも、なんて答えていいのかわかんなくなっちゃうことがすごい多くてぇ、

わかるわかる。

今みたいになんかこうやってると、なんでもこう、自分の中で発想が出てきたりするからぁ。

俺も移動中たまに、小栗くんの聞くと、やっぱ落ち着くもん。

アハハハ

同士としてね。この無理しない感じでいいんだよ、絶対。

いや、ほんとにだから、舞台ですごいボロボロになってた時とかはぁ、声聞いてもそうだしぃ、特に・・・あのなんかね、ほぉんとになんか、「なんでこいつ2時間もこんな不機嫌なんだろう」みたいなときもあったんですよ。

アハハ、はいはいはい。

それがまた、ほんとになんか、それがまた、こう1年間やらしてもらって今年も迎えてることもおもしろいなぁって思うんですけど。

そうだね。そのパーティーボイスのヘリウムガスはちょっと無理したよね(笑)

これは、僕1回もやったことなくて

あ、今日初トライ。

うん。先週の放送で「ヘリウムって僕吸った事ないから吸ってみたいなぁ」なんて言ったら、本当にリスナーが送ってくれまして

あ、なるほどね。これね『TONIGHT,TONIGHT,TONIGHT』っていう曲のミュージックビデオがあったんだけど、その時ヘリウム使ってて、ヘリウムって大量に吸うと危険なんだって。

へぇー

だから、なるべくヘリウムがここにこないような細工をみんなしてもらったんだけど、ドラムのマシータだけヘリウムが大量に漏れてて、

ウフフ(笑)

撮影中に「マシータさん大丈夫ですか?」って言うと「ダイジョウブデス(高い声)」みたいな

アハハハハ(笑)

声が変わっちゃってて、大丈夫か、危ないんじゃないかって

アハハハハハ(笑)

もう5分以上、撮影が10分15分続いてたら、中毒になってんじゃないか、ぐらいな(笑)

アッハハハ(笑)

ちょと気をつけてね。

そうですねぇ、なんかねぇ、あの・・・何度か吸ってみたら、ちょっとねぇ、気持ち悪くなってきたりしてぇ。

気分悪くなるんだよね。

これちょっと、危ないですねぇ。

あんまり無理しないで・・・

うん。・・・でも、おもしろい。ヘリウムガス。聞いたことない声がでますもんねぇ。ハハハ(笑)

でも、何回もやると効かなくなっちゃうんだよね。

そうそうそう。

また、リスナーが忘れた頃に。

ひとりでね、あとでやりたいと思います、はい。


さぁ、ここで1曲お聞き下さい。

ゲストで来てくれている、ヒダカトオルさん率いるビートクルセイダースで『WINTERLONG』


BEATCRUSADERS 『WINTERLONG』