災害関連死を減らすには、避難所の在り方について、平常時から見直す必要があります。
先ず、災害時だから仕方ないと決めつけて考えない。支援を考える以前にできる事もあります。例えば年齢に関係なく呼吸器系の既往疾患がある方等はベッドは不可欠です。それだけでも発症や増悪を減らせます。また、ベッドの使用により、障がい者や高齢者は起き上がり・立ち上がりがし易くなり、運動量の極端な減少を防げます。
災害大国のこの国には、これら避難所の設備を国レベルで考え、法整備を含め対策する必要があります。
過去の災害から得た教訓を、基礎自治体の防災計画や各種マニュアルに反映させるよう、市民側からも働きかける事が重要です。