自分にできないことまでを
人の力を使ってまでやろうとは思わないし
そんな事するひとは好きじゃない
というようなことを言っていました。
R君のことだとは言いませんでしたが
私の頭にはR君が浮かびました。
さぁ、これでだんだんと元に戻るんだな...
と思ったのですが、
なかなかそうはいきませんでした。
成長期の子どもにとって
生活の乱れはこんなにも大変なのでしょうか?
長男は全く夜眠ることができませんでした。
不眠症ではありません。
夜ではなくお昼間や夕方にしっかりと寝ています。
そんな時間に寝るから夜眠れないんだ...
とわかっていても起きていることができません。
楽しいことのついでに起きていればいいと
昼間友達と遊ぶ用事を入れていても
みんな普通の時間に帰ります。当然です。
19時頃解散して家に戻ると
座ったとたん寝てしまいます。
午前1時や2時ごろに目が覚め
夜中は眠れません。
眠れない夜を過ごし、朝になり
明るくなったころに睡魔がきて眠てしまうと
今度はお昼過ぎや夕方に目が覚めます。
丁度12時間体の時計が狂ったような状態で
また夜中は活動できるほどに目がさえています。
真っ暗にして横になっていても眠れない
そんな日が続きました。
そんな日はやはり外に出たくなるようで
何かしたい
外に出たい
そういって、イライラする時がありました。
一度いつものお友達のところに行きました。
でも、21時頃になり、
何時ごろ帰るの?
とラインをすると、もう帰る。と言って
すぐに帰ってきました。
お友達と一緒にいたのはわずかな時間でした。
誰と一緒にいたのかを聞くと
夜遊びに出かけていた頃のお友達でした。
最近遊んでいないのに。
長男にとってその子達と一緒にいる事が
一番だった時がありました。
今は少しづつ変化しているのを
その子たちも分かっていると思います。
それなのに出てきて、
長男と一緒にいてくれたことには
本当に感謝しかありません。
夜遅く遊びに行くことが続いたから
睡眠のリズムが崩れてしまったのか、
夜眠れないような出来事があったから
お友達がそばにいてくれたのか、
それは私にはわかりませんが
その時の長男にとって、
心の支えでいてくれたお友達であったことは
間違いないと思いました。

