こんにちはニコニコ

 




突然ですが、


先日、

祖父が亡くなりました。

 

そのことで、

改めて、

人生は有限である

ということを思い出しました。

 

やりたいことをやれるのは、

本当の本当に、しかないんだ。

 

伝えたいことを伝えられるのも

今だけなんだ

 

と気が付きました。

 

「明日やろう、今度やろう、

また今度伝えよう、、、」

 

そうやって先送りにしていることを

今やろう

と思いました。

 




 

今日は、

イギリスに行く前の

3年間のお話をしたいと思います。



イギリスに行くと決めてから、

実際に行くまでの

3年という長い期間、

一体何をしていたのか? 


なぜ、すぐに行かなかったのか?





 

よかったらこちらお読みください

『なぜイギリス留学したの?』こんにちは 本日もイギリス留学について書いていきます! 「自己紹介」と、「留学のきっかけ」は繋がると思うので、留学の話に入る前にサクッ!と「なんでイギリス留学…リンクameblo.jp











 

2014年の冬、年末あたり、

私は「イギリスに行くんだ!」と決めました。



そのことをすぐに

海外経験がある友人に相談し、

具体的な日程や、必要な資金や

ワーキングホリデービザについて

調べ、話を進め始めました。

 


大阪の四ツ橋のスタバの中で、

話が盛り上がり、

夢が現実になって行くのを感じて、

とてもワクワクしたのを覚えています。



 

しかし


面白い展開が起こります。




その翌日の朝8時ごろ、

とても懐かしい人から、

電話がありました。



私は仕事に行く準備をしながら、



「わ、お久しぶりだなぁ。



朝から、なんの用だろう???」



 とてもドキドキしながら、

電話に出ました。





すると、

お相手は、思いもよらない一言を

言いました。








「亜実ちゃん、うちで働いてくれない?」

 

 

・・・・。

 




!!????



 

 

びっくりしました。

 

 

ポーン

 





 

電話の相手は、

私が高校2年の時に、

春休みのインターンシップで

10日間お世話になった

香川県の牧場の社長さん(女性)でした。


(私は農業高校にいっていたので、そんなインターンシップがありました。希望者が自分で牧場に連絡をして参加するものでした。)

 





その牧場は、日本でも珍しい、

ジャージー牛を育てていました。

よく見かける白黒模様の牛は、ホルスタイン。

ジャージーは、イギリスのジャージー島で生まれた赤茶色の牛です。

なんだかイギリスとのご縁を感じますよね。





とっっても可愛い牛たち。

牛って、とっても優しいんです。

私は動物がすきなので、牛のいる、農業高校に入学しました。



(牛の他に、ヤギや羊、ポニーもいました)



 

その時に、

とてもよくしてもらい、

私は社長のことも、

そのご家族も牧場も大好きでした。


 

大学生になってから、

久しぶりに友達と

その牧場に遊びに行った時、

「亜実ちゃん、ゴールデンウィークだけ手伝ってよ!」

と言われ、

働いたことがありました。

 

 

そんな社長が、今度は、

真剣に、

「一緒に働いてほしい」

と言ってくださったんです。


 

すごく戸惑いました。



私は自分の現状をお伝えして、

「考えさせてください」、と

一旦電話を切りました。

 

そのとき、私は

直感的に、

「香川に行きたい」と感じました。

 


だけど、


昨日、

私のイギリスの計画が始まったばかりです。


なぜ、このタイミングで?!


昨日の会話をきいていたのですか、社長??



私は

もう来年にはイギリスに行くんだ!と、

思いが高まっていたので、

どうしたらいいのか判断ができず、

すぐに

昨日相談した友達に

そのことを話しました。

 

 

そしたら、その友達が、

「両方したらいいやん!」

と言ってくれたのです。



 え、両方??



つまり、

そのとき私は26歳で、

イギリスワーホリの期限は30歳だから、

「例えば今から2年間、香川で働いて、

その後、28歳でイギリスに行くこともできるよね!

イギリスのワーホリビザの期限は2年間だから、

ピッタリ間に合うやん!」

と。

 

(※実際はワーホリビザは30歳になってからでも申請できますが、この時はわかっていなかった)

 



それを聞いて、


うおーなるほど!!!

どっちもできる!!



と、その意見に賛同しました。


 

 

後日、

イギリスに行く事情を話し、

「2年間でもよければ、働かせてください」

と、社長に伝えました。


 

そして、

勤めていたリフレクソロジーのサロンを退職し、

翌春の4月から、

私は2年間、

香川県で暮らすことになりました。

 


仕事内容は、

牧場での仕事ではなく、

牧場でできた牛乳や、牛乳を加工して作られた

ソフトクリーム、パン、洋菓子、ヨーグルト、チーズなどを販売する

直営店での接客販売のお仕事でした。

 


お店は、

牧場からは離れた、

高松市内の

賑やかなお店が立ち並ぶ

商店街の中ありました。


高松駅からほど近い、

海の近くのマンションで

一人暮らしをしながら、



ガラス張りの綺麗なお店で、

街の人たちや、

観光客の方々との交流を楽しみながら、

美味しい乳製品を販売しました。


大切に育てられたジャージー牛のミルクでできた

お菓子やパンはどれも

とても美味しくて、

優しい味でした。




高松はとても素敵な場所で、

私はよく、

夕暮れ時や、

仕事終わりに、

高松港から海を眺めていました。



知らない街で、

2年間、いろいろなことを体験しました。


私は、その生活が始まる前、

この2年間で、何かきっと

試練のような、

大きなことが起こると予感していました。


インスタグラムで、

出発の日に、

「成長して帰ってきます」

と投稿していました。



大阪から高松へ向かうバスの中で、

とてもドキドキしていたのを覚えています。





実際、

そこで働く中で、

様々な出会いがあり、

様々な出来事があり、

苦しいこともあったし、

嬉しいこともあったし、


私自身、とても成長できたと感じています。



たくさんの人に助けられながら

月日は流れ、

帰る頃には、

高松にたくさんの友達ができていて、

離れるのがとても寂しかったです。



瀬戸内海に浮かぶ小さな島々にも

遊びに行きました。


直島










そして、


いよいよ、



そのお店で

約束通り2年間働いたのちに、

イギリスに行くはずだったんですが、


2年後、

私が旅立った場所は、



イギリスではなく、





カナダのバンクーバー

!!




それまで何の関心もなかった、

カナダに

行くことになったんです

びっくり


 

 不思議です。





なんでや!!???

 

 

 






 

この続きはまた明日書きたいと思います。

ニコニコ

 

 

 

 

 

 

 

 

今振り返ると、

「イギリスに行く」

と決めてから、

その夢から離れているように思える3年間は、

実はとても大切で、

とても有意義な期間でした。

 

 

きっとイギリスに行く前に、

必要な時間だったんだと思います。

 

 

だからあのとき、あのタイミングで

電話が鳴って、

ストップがかかった。

 

一旦、ゲートが閉じた。

 

その体験が必要だったから。

 

 

 

私はそう思っています。

 

 

 

 

 

そのときは、

ただただ驚きでしたけどね。

 

 


人生って、面白くて、

よくできているなぁ、と思います。



 

(電車の中から撮影したロンドンのテムズ川と朝日)

 

 

 

本日も最後まで

お読みいただきありがとうございました音譜

 

 





 

亜実