今後、「旅と色彩」というコンセプトのもと、日本や世界各地の色をテーマにした絶景、

東洋大学大学院で研究してきた「グリーフセラピーとしての巡礼(悲しみを癒す巡礼)」「精神性の高い旅」など、私のおすすめの心身が生き返るヒーリングスポットをご紹介したいと思います😊
 皆様の今後の心を潤す観光地を探すときのヒントになれれば幸いです。

 第1回目は「三重県・伊勢の二見が浦の夫婦岩」です。

伊勢神宮からも近く、夫婦岩の前には二見興玉神社様があります。こちらの神社様には、道開きの神様で名高い猿田彦大神様がお祀りされています。猿田彦大神様の奥様は、芸能の神様でもあるアメノウズメノミコト様ですね。

 この夫婦岩(男岩・女岩)は、大きなしめ縄でかたく結ばれた、縁結びの聖地。

全国の神社には、しめ縄がありますが、こちらは「オスとメスの蛇」が絡み合っているお姿のようです。

2つの強い生命エネルギーの現れかもしれませんね。

 また、日本には古くから朝日・夕日を拝む習慣があり、

とくにお正月にはこの二見ヶ浦の夫婦岩の間から、朝日を拝むそうです🌞

 この儀式は、沈んでしまった太陽の復活を喜ぶ儀式とのことです。

太陽というのは、沈んだり、昇ったりと「死んでは生まれ、死んでは生まれ.…」という

輪廻転生を古代の日本人たちは、

太陽の円運動の中に、見出していたのかもしれません。