わたしが着物を着る理由② | 広島市のアロマテラピーすずのわ

広島市のアロマテラピーすずのわ

女性は社会・家庭・いのちのサイクルをうみだします。
女性の一生をひとつの輪と考え、凸凹になりがちな女性の輪をアロマの香りでふんわりまぁるく心地よい輪になるよう、お手伝いいたします。女性がなごめば、子どもからご高齢者まで繋がる輪と和を願って活動しています。


前回の

つづきです。
社長が部長と来店されたのは
開店時間すぐの
夕方5時頃でした。

居酒屋ですから
この時間帯に
お客さまがいることはなく

ホールはその二人だけ。

ホール係も
まだ出勤していなかったので
フロント兼レジ係だった
わたしが
注文をうけました。

初々しい学生の頃ですから
ドキドキですよね。
社長の注文にも(笑)

とにかく
粗相があってはならないと
気をはって接客していた
記憶があります。
笑顔なかったかも…

わたしは
フロント兼レジ係でしたので
フロントに戻り
来店するお客さまを
待ちながら
フロントとホールを隔てる
格子越しに
社長を観察していました。

新メニューのことや
支店のことなど
部長とお話しされていました。

そして
社長が
いっぱいめのビールを
飲み終えたので
再度
注文をうけにいかねば!
と思ったものの

なぜか

今かっ

いやっ

まだだっ

そろそろ?

う〜ん

どうだろ?

いってみよっ


何度か心の中で
もじもじ
して

注文へ伺いました。


この
もじもじ
した後の
注文だったのですが

この
タイミング

社長いわく
「よかった」らしく

これがきっかけで
本店の
日本料理店へ
移動することになったのです。


つづく