こんにちは。山本です。
金木犀のいい匂いがしてくるようになり、秋らしさを感じています
先日は奈良の「うのまち珈琲店」というブックカフェに行ってきました
ブックカフェに行くのは初めてでしたが
店内には色んなジャンルの本が置いてあり
知らない本との出会いがありそうな場所でした。
本好きにはとてもいい雰囲気でした
そんなブックカフェで、辻村深月さんの『朝が来る』を読みました
物語はある夫婦が諸事情から子どもを育てられない方と
子どもが欲しい夫婦を繋ぐ活動を行っている団体を介して特別養子縁組の制度により
子どもを授かる一方で、夫婦が授かった子どもの産みの親である女性の没落を描いていくお話です
夫婦と子どもの産みの親である女性の今後が気になる結末でしたが
現代社会の問題と人間模様を細かく描かれていてとても読み応えがありました
季節の変わり目なので皆さま体調ご自愛くださいませ。
辻村深月『朝が来る』文藝春秋社、2018年9月10日初版、2019年6月1日第4版