今年も この日を迎えた。

38年前、従兄が飛行機事故で亡くなった日だ。

ほとんど遺体が見つからなかった。

でも、驚くような話を知った。

どこかにうずもれているかもしれない。

それを探し出す気力体力は、

わたしには不足している。

 

さて、

少し前に父方の祖父が

東京大空襲で亡くなったことを思い出した。

こちらも、遺体は見つかっていない。

 

祖父が亡くなった後、

祖母は、或るお寺に

自然と足が向くことが多かったそうだ。

お寺は、その当時の住まいの近く。

6月から、近くに行くことが続いた。

それで、お寺に伺った。

 

 

お盆の時期ではなかったため

とても静かだった。

大空襲の時には、

お寺も被災している。

 

祖母と約束したわけでもない。

実家の墓があるわけでもない。

ただ、気になったから。

2月にあるかたから、こんなことを言われた。

先祖に火事で亡くなった人がいるから

供養するように。

 

気が付かなかった。

大空襲≒大火事

 

 

遺体が見つからない

 

たくさんおられるでしょう。

 

命の重み

今回は、考えました。