私はセラピストですが、親子の広場で保育のお仕事も
させていただいています。
遊びに来てくれるお子さんや、お預かりのお子さんには
すぐに打ち解けて仲良くなれるお子さんと
最初のうちだけ、なかなか仲間に溶け込めない
お子さんがいます。
『ママ以外の人は嫌!ママと離れるのは嫌!ママ行かないで~』と、
号泣するお子さんは、ママとバイバイした後、意外とあっさり
泣きやんで楽しく遊びだしたりします。
もちろん、こちらもお子さんの気持ちを掴もうと
一生懸命努力するわけですが。
ママとはあっさりバイバイ出来ても、
『ここはどこ、私の知らない所、知らない人ばっかりで何だか嫌だ』と
緊張もしていて動きが硬いお子さん。
私たちスタッフが話しかけても、プイッと横を向いてしまい
話を聞いているのに聞かないふりをする。
でも、そんな様子のお子さんも、そんな態度でいるのは
本当に最初のほんのちょっとの時間だけなんです。
どんなお子さんも、みんな仲良くなれます。
今日は最初だけ仲良くなれないお子さんのお話です。
「おはよう~」
「・・・・・」
「みんなで絵本を読むよ、一緒に座ろうよ」
「・・・・・」プィッと横を向く
そんな様子のお子さんでした。
お散歩の時間になり、公園に行きお砂場遊びをしている時に、
私がバケツで大きな砂のケーキを作り、どうぞと差し出しました。
そして、小枝をロウソクに見立てて、ドングリや松ぼっくりで
飾りつけました。
そこで、ハッピーバースディの歌を歌いました。
(もちろん、本当のお誕生日ではありませんよ)
「ハッピィバースディトゥーユー♪
ハッピィバースディ ディア○○ちゃ~ん」
自分の名前を聞いた瞬間、彼女の瞳がキラキラッと輝きました。
まだ小さな彼女の心が大きく開いた瞬間でした。
よっぽど嬉しかったのでしょう。
今度は自分で小さなケーキを作って、私にご馳走してくれて
プレゼントまでくれました。
(自分のお誕生日なのに、プレゼントしちゃってる~
)
私もお砂場用の遊び道具の中から一つ選び
プレゼントしました。
もちろんごっご遊びです。
(備品は勝手にあげられませ~ん
)
とても喜んでくれて、その遊びは数回繰り返されました。
そこに、他のお子さんも加わり
ご飯を作って、食べて、互いにおかわりをしあうという
新しい遊びに変わりました。
公園から帰る時には、手を自らつないでくれました。
彼女の信頼を得ることが出来て
本当に嬉しかったです。
たわいもないやり取りですが、
心を開いてくれた瞬間と、彼女の瞳の輝きに
とてもとても感激し嬉しくなりました。
もちろん、大変なこともありますが
このようなひとつひとつ違う、様々な素敵な体験が
出来ることが、何よりも嬉しいamiです。
