僕の見ている本棚

僕の見ている本棚

日々読んだ本の心に残った部分を引用して感想を書きます

何せ本を読まない愛娘汗

それは本の楽しさを上手く伝えることができない母親の私のせい

日々読んだ本の心に残るフレーズを書き残してざっくばらんに感想を書き残すことで何かを伝えられたら、、、そんな想いで始めたブログです

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ーいたずらならともかく、あなたはそれほど悪意のある嫌がらせをされる心あたりがあるんですか?

ーありません。わかりません。誰にどう思われているかなんて、自分ではわかりようがないことです。今度の騒動で身に沁みました。

 宮部みゆき『ソロモンの偽証』

 

これは公立中学の美人教師、森内先生が調査会社の調査員からの質問に回答したもの

森内先生は綺麗で生徒から人気者

だがしかし、そんな印象なのはクラスの中の目立つ生徒や友達の多い子にだけ

肩入れして

おとなしい子、疎外されている子が困っていても見て見ぬふり

それなら上手くいくよ

問題のない生徒とだけ深く楽しく関わってるだけなら問題は起きない

でも、中三ながらに鋭すぎる主人公、自殺した少年、

マンションの隣人からは、その陰湿さを見抜かれていた

特に隣人からは恨み抜かれ嫌がらせを受け人生転落

映画では黒木華さんが演じていた

まあ普通はこんな「人によって態度を変える」人はビジネスの中ではあり得ない

でも私の職場はゆるーい環境なので、こんな森内先生的な態度の人が結構いる

私は見つけるたびに『ソロモンの偽証』を思い出す