今回は、本格レビューをしていきます
中国語・英語・日本語やそれらを
混ぜてしゃべる言語が飛び交い、
円の価値が世界一高くなった日本という
設定の移民溢れるノスタルジックな
世界観がよく作り込まれています
この物語を盛り上げる個性的なキャラクター。
アゲハ役の伊藤歩さんの
英語ナレーションから始まるこの映画ですが、
若干15歳という若さで堂々と難しい役どころを
演じ切っている姿は素晴らしいです
イェンタウンとして、強く成長していく姿には目が離せません。
CHARAが演じるグリコの
天真爛漫な感じがとっても可愛いく、
なんと言っても歌声が最高です
この作品の世界観にぴったりで、
エンドロールで流れる「スワロウテイル」には
鳥肌が立ちました
脇を固める俳優陣もとっても豪華。
三上博史さんはもはや中国人?
かと思って調べましたが(笑)
やはり日本人ですよね?すごいな~
若かりし日の渡部篤郎さんは、
無口ですが圧倒的な存在感が魅力的でかっこいい
大塚寧々さんの妖艶で少し奇妙な役どころもはまり役
山口智子さんや桃井かおりさんも短い出演ながら、
確実に爪痕を残しています
イェンタウンやアヘン街に子どもが
登場することでスラム街のカオスな感じを
よりリアルにしてくれています。
今の日本ではこういう作品作りは難しいかもしれません
架空なのにリアルで人間味があって、
見終えた後にしばらく余韻が抜けない映画です。
内容、技術、どれをとっても素晴らしい作品です
簡単に殺すし簡単に殺されるし、
あれだけ血が流れておきながらも
岩井俊二監督の映画は
どうしてこんなにも美しいのでしょう?
浅野忠信さんが本当に一瞬だけ
登場するので探してみてください
若かりしロン毛の浅野さん、好きです
今日はここまで…
次はスワロウテイル、感想最終回!!
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