ロックギターの音に目覚めた遥か前、最初に心に響いた音楽は行進曲だったような気がします。小学生低学年の頃、家にあった家具調ステレオで父親のレコードを聞いていましたが、一番好きだったのは「軍艦マーチ」のシングル盤でした。B面も旧海軍の行進曲でした。もともと行進曲は学校の運動会のためではなく、行軍のために作られ兵士や見送る人の士気を鼓舞するためだったので、平和なときに聞いても高揚感を感じるものなのでしょうね。 かつて独裁者達はその心理を利用しました。代表的なのはヒトラーです。彼の軍隊はゲッペルス宣伝臣率いるチームが考案した「カッコいい」行進をしていました。ひざを曲げず上半身を極力動かさないあのスタイルです。   これをマネしているのが、隣国・北朝鮮です。 栄養状態が良くないのか、兵士は皆やせています。女性兵士の衣装は古ぼけており、ストッキングの色がダサダサで脚も短いのが少し悲しくなります。もうひとつの隣国、中国になるとぐっと体格が良くなり、女性兵士があか抜けてきます。閲兵するコキントウ前主席はもう鼻の下を伸ばしてしまっています。   ちょっと話題がそれましたが、私達が最も忘れてはいけない行進を最後に張ります。仕事のストレスや悩みなどでへこみそうになると、これを見て自分の悩みがいかにちっぽけなものかに気付き、彼らの分までがんばらなくてはという気持ちになります。   各大学のリーダーが発する甲高い声が悲壮な決意を表しているようでたまりません。先頭の東大、一橋、早稲田、慶応などの学生は本物の銃を持っていますが、途中から出てくる学生達は木銃だったといいます。もはや勝つために出征したのではなかったかと思うと余計に無念です。国立競技場スタンドに詰め掛けた女学生達も恋人や学友を見送らねばなりませんでした。この競技場は次のオリンピックのために取り壊され、そばに建てられている学徒出陣の追悼碑も移転されるそうです。



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