年末と言えばベートーベンの第9というわけで、昨日聞いてきました。

アパートから歩いていける新宿文化センターの大ホール。東京交響楽団と結構有名そうなソリスト4人。2階の後ろの席なので安かったです。お一人様でコンサートは初めてでクリスマス前だし居心地悪いかなあと思いきや、私の周りはお一人様の中高年だらけ。男性も女性もいましたが、皆様かなりディープなクラシックファンのご様子。第一楽章から暗譜してるんじゃないかというくらい体が反応されてる方もいました。

 

わたしゃ、有名な第4楽章まではちょっと退屈。隅っこのほうでなかなか出番がないトライアングルさんやシンバルさんの心境を想像したり、プロのオーケストラ団員さんたちの忘年会風景を空想したり。前回第9を聴いたのは6-7年前であの時は下の子がまだ小さくて帰るとき今と同じように雨が降ってて、しかも熱出してたなあとか、ちょっと別のことを考えてたときも。でも生の音はいいですね。後ろの席だったというのもありますが、オーケストラってロック・コンサートほど大音量には感じないのです。ヘッドホン最大音量で聴くのが好きな私は、ボリュームを上げたくなります。全てが生音だからでしょうかねえ? かなりの音が出ているとは思うのですが。


さて盛り上がる第4楽章、最初から微動だにせず控えておられた大合唱団がついに立ち上がりました! この合唱団さん、カタログによると全員アマチュアの方々で平均年齢60歳超とお見受けしてました。特に男性の平均は65歳だったかも。女性は40歳以下の方もいくらかおられたものの、全体には超熟女さんが多く、お一人は腰も曲がっておられる妙齢のご婦人。皆さん衣装はばっちり決まっています。これまでの練習の成果が楽しみ。

 

曲は進行し、バリトンのソリストがまず朗々と歌い始めます。そして180名を超える中高年主力の一般公募合唱団の出番が始まりました。えー、すげーウメー!!! 力強く、安定した、そして一糸乱れぬ完璧に統制が利いた合唱に腰を抜かさんばかりに感動いたしました。彼らの実力はおっさん、おばさんパワーというような色眼鏡ではなく、本物でありました。皆さん輝いていて、そしてプロでした。演奏終了後、拍手はいつまでも鳴り止まず、指揮者とソリストたちは4回も舞台に再登場する羽目となりました。私もブラボーを叫んでおりました。その間も公募熟男熟女合唱団は直立不動の姿勢を乱すことなく、凛とした素晴らしいオーラを発しておられました。


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