大げさなタイトルを掲げてしまいましたが、イタリアの巨悪との戦いが始まりました。といってもマフィアとかではなく、一般の善良な市民の仮面をかぶったイタリア人巨悪夫婦との戦いです。
過去ログで家族をイタリアに残したまま、私が東京へ逆単身赴任していることをご紹介しました。私の帰国をきっかけに家族は別のマンションに引っ越しをしたのですが、以前住んでいたマンションの大家夫婦との戦いが始まったのです。
彼らは賃貸契約書にサインするまでは善良そうな初老の夫婦でした。しかし契約が完了し住み始めると次々と家の不具合が発生し、そのたびに修理の依頼などしてきたのですが全て無視されつづけ、日本人的にもめ事を避けようとする我々は大家には期待せず小さな修理は自分で費用を払って4年間住みました。この程度はイタリアに住んだことのある日本人なら誰しも体験する話でそう珍しいことではありません。
しかし彼らの本当の汚さは先週末発覚しました。8月末に引っ越しを完了したので、契約時に預けていた保証金7500ユーロ(102万円)の返金を遅いなあと待っていたのですが、なんと「あなたたちは私の家を呆れるほどひどい状態で返した。元に戻すには7500ユーロ以上の費用が必要なので一切返金はしない。」とのメールを受領したのが金曜の夜中(イタリアでは午後)。
マンションは築40年でかなり痛みがありました。家具や家電も古く、冷蔵庫は冷凍室の霜を月一回取らないと使えなくなる超旧型でした。彼らが7500ユーロかかると言い張る明細も送られてきました。2枚あるのですが、2枚目だけここに張ります。 明らかに最初から全額返さないことを前提に逆算で作ったような明細です。一部ご紹介しますと、
・ ベランダの花壇から枯れた花を抜いて捨て、掃除する費用 100ユーロ(13600円)
・ ベランダのテントと家のソファを掃除するために分解する費用 100ユーロ(同)
・ シャワー室のカビとり費用 350ユーロ(47600円)
・ 家全体の壁と天井の塗り替え 3841.88ユーロ(52万2495円)
・ 合計 7102ユーロ (96万5872円)
私は今、彼らの言っている一つ一つに反論する文書を作成中です。シャワー室のカビは窓がなく小さな換気扇しかないという構造的な問題で、早いうちに大家には連絡していました。しかしいつものように無視されたので、管理人さんからご近所でも同じようなことは起こっていると聞き、時々掃除することで対処してきました。
ベランダの花が枯れたのはそもそも退去後、大家の都合で10日間チェックに来ず、だれも住んでいなかった間に枯れたものですが、それにしても狭いベランダの花をかたずけるのに13600円って何? って感じです。 大家は元々家が古かったことをわざととぼけているのか、契約書に書いてある「元通りの状態で返すこと」というところを悪乗りしているわけです。元通りではなく、以前よりもっと良くするために人のお金を使おうという魂胆が見え見えです。
この勝負、大家は圧倒的に有利です。なぜなら金はあれらの手元にあるからです。払う気がなければいつまでもこの状態が続きます。ほかの日本人や西洋人もイタリアの大家には泣かされていると聞きます。裁判を起こす人もいます。
私はもともと争いは苦手な人間です。しかし長い海外生活で言うべき時には言う、怒るべき時には怒る習慣も無理やりはついています。でもそのたびにとても疲れます。イタリア人はこういうことに慣れているので、疲れません。彼らは陽気に生活を楽しみながら、同時にこのような汚いことを平気で出来るのです。もちろん全部のイタリア人がこうではありません。しかし以前住んだマレーシア、スペインでの7人の大家さんとの間でこのような問題が起こったことはありませんでした。みなさん、「きれいに使ってくれてありがとう。次も是非日本人に借りていただきたい」と言ってくれていたのです。 この勝負、心理的にも経済的にもしんどいものになります。でも泣き寝入りはしません。
フェアでないことがまかり通ってはならないと思います。 海外生活はいい面もありますが、日本に比べ、善良でない人の比率が高く結構こういう苦労が多いのです。
過去ログで家族をイタリアに残したまま、私が東京へ逆単身赴任していることをご紹介しました。私の帰国をきっかけに家族は別のマンションに引っ越しをしたのですが、以前住んでいたマンションの大家夫婦との戦いが始まったのです。
彼らは賃貸契約書にサインするまでは善良そうな初老の夫婦でした。しかし契約が完了し住み始めると次々と家の不具合が発生し、そのたびに修理の依頼などしてきたのですが全て無視されつづけ、日本人的にもめ事を避けようとする我々は大家には期待せず小さな修理は自分で費用を払って4年間住みました。この程度はイタリアに住んだことのある日本人なら誰しも体験する話でそう珍しいことではありません。
しかし彼らの本当の汚さは先週末発覚しました。8月末に引っ越しを完了したので、契約時に預けていた保証金7500ユーロ(102万円)の返金を遅いなあと待っていたのですが、なんと「あなたたちは私の家を呆れるほどひどい状態で返した。元に戻すには7500ユーロ以上の費用が必要なので一切返金はしない。」とのメールを受領したのが金曜の夜中(イタリアでは午後)。
マンションは築40年でかなり痛みがありました。家具や家電も古く、冷蔵庫は冷凍室の霜を月一回取らないと使えなくなる超旧型でした。彼らが7500ユーロかかると言い張る明細も送られてきました。2枚あるのですが、2枚目だけここに張ります。 明らかに最初から全額返さないことを前提に逆算で作ったような明細です。一部ご紹介しますと、
・ ベランダの花壇から枯れた花を抜いて捨て、掃除する費用 100ユーロ(13600円)
・ ベランダのテントと家のソファを掃除するために分解する費用 100ユーロ(同)
・ シャワー室のカビとり費用 350ユーロ(47600円)
・ 家全体の壁と天井の塗り替え 3841.88ユーロ(52万2495円)
・ 合計 7102ユーロ (96万5872円)
私は今、彼らの言っている一つ一つに反論する文書を作成中です。シャワー室のカビは窓がなく小さな換気扇しかないという構造的な問題で、早いうちに大家には連絡していました。しかしいつものように無視されたので、管理人さんからご近所でも同じようなことは起こっていると聞き、時々掃除することで対処してきました。
ベランダの花が枯れたのはそもそも退去後、大家の都合で10日間チェックに来ず、だれも住んでいなかった間に枯れたものですが、それにしても狭いベランダの花をかたずけるのに13600円って何? って感じです。 大家は元々家が古かったことをわざととぼけているのか、契約書に書いてある「元通りの状態で返すこと」というところを悪乗りしているわけです。元通りではなく、以前よりもっと良くするために人のお金を使おうという魂胆が見え見えです。
この勝負、大家は圧倒的に有利です。なぜなら金はあれらの手元にあるからです。払う気がなければいつまでもこの状態が続きます。ほかの日本人や西洋人もイタリアの大家には泣かされていると聞きます。裁判を起こす人もいます。
私はもともと争いは苦手な人間です。しかし長い海外生活で言うべき時には言う、怒るべき時には怒る習慣も無理やりはついています。でもそのたびにとても疲れます。イタリア人はこういうことに慣れているので、疲れません。彼らは陽気に生活を楽しみながら、同時にこのような汚いことを平気で出来るのです。もちろん全部のイタリア人がこうではありません。しかし以前住んだマレーシア、スペインでの7人の大家さんとの間でこのような問題が起こったことはありませんでした。みなさん、「きれいに使ってくれてありがとう。次も是非日本人に借りていただきたい」と言ってくれていたのです。 この勝負、心理的にも経済的にもしんどいものになります。でも泣き寝入りはしません。
フェアでないことがまかり通ってはならないと思います。 海外生活はいい面もありますが、日本に比べ、善良でない人の比率が高く結構こういう苦労が多いのです。