前回5位まで発表いたしました私の好きなギター・ソロ。
目標だった5つ以上のいいね、と好意的コメントを何とかクリアさせて頂きましたので、堂々の上位発表です!
それにしてもブログでいいねやコメントをいただくのは本当に大変ですね。

4位  
Lay Down Sally

 

大御所クラプトンのソロは常にハイ・クオリティ。ブルース味抜群で聴いてて心地よく、かつノリノリで大好きですが、なぜか特定のソロのこのフレーズが好きというのがありません。私にとってはエア・ギターで口ずさむタイプのソロではないのです。しかしながらLay Down Sallyのソロは例外的にエア・ギターできるほど大好きです。名盤「スロー・ハンド」中の名曲ですが、バッキングもソロもまさしく大人、オトナです。若者よりもおっさんが弾いた方が似合いそうです。速弾きでもなく、特に美しいメロディもない。しかし大人の余裕とノリがとてもいいですね。

 

3位  Hotel California

 

「ホテ・カリ」のイントロと「天国への階段」のイントロではどちらがより有名なのでしょう? ひょっとしたら今の若い人たちは「どちらも知らない」が一番多かったりして。おっさん世代の私はどっちも好きですが。リフ王であるジミー・ペイジですが、私的にあまり好きなソロはありません。今回のランキングでも何か入れようと思い、Lemon Songが予選突破したのですが、本選には漏れました。

で、イーグルス。アメリカ西海岸のロックはカラッとして好きです。そのなかでもホテ・カリは全てが素晴らしい。アコースティックなイントロがまずオードブルでしょうか。ドン・ヘンリーのボーカルのあい間に入るオカズ・ギターが、また超美味! そんなオカズで軽くおなかが出来上がった頃合いを見計らって有名なツイン・ギターの超尺ソロがメインコースとして運ばれてきます。ブルージーな粘りがいい。ツインになる瞬間の空気感がそりゃかっこいい。もう満腹、満腹。デザートも入りません。

 

2位  Save Me

 

クイーンの[Play the Game]から。ブライアンはここでも聴かせます。クイーンの曲にはブライアンの弾くアコースティック・ギターとフレディのピアノを両メインに進行する曲がいくつかありますね。Love of My Lifeなんかが代表的ですが、Save Meもそんな感じです。ただSave Meがさらに美しいのは、途中から入るエレキ・ギターの音色のおかげです。 「Play the Game」はクイーンが初めてシンセサイザーを取り入れたことが話題になりましたが、この曲でもシンセが印象的に使われています。そういえばデビュー・アルバムにはわざわざ[No Synthesizers]とクレジットされていたのでした。ソロはシンセとアコースティック・ギターの音が重なって始まります。そしていつの間にかエレキが入ってくるのですが、そのつながり方と音色がもう絶妙。このあたりブライアン・メイの真骨頂です。

 

1位  While My Guitar Gently Weeps

 

ビートルズの超有名曲ですね。中学の頃、初めジョージ・ハリスンが弾いていると思い、ジョージやるなと感心していましたが、のちに親友のエリック・クラプトンがジョージに依頼されて弾いたと知り、腑に落ちました。ジョージ・ファンの方ごめんなさい。

それにしてもこのギター、泣いております。大泣きです。こんなに泣くギターはほかに知りません。ゲイリー・ムーアやサンタナも泣きますが、ここまでは泣けません。レスポールらしいですが、どうしたらこんなに泣くのでしょうか? さすが王者・クラプトンです。

その昔新聞配達のアルバイトをしていたのですが早朝の静かな街、ウォークマンでよくこのギターを聴きました。胸がかきむしられるようでしたね。

 

 

というわけで、1位発表が終わりましたが、またも前回同様、殿堂入りしているソロが3曲あります。一度殿堂入りするともうランキングなどから超越したカテゴリとなり、永久に愛し奉りたもふ、というわけなのです。

 

 

殿堂入りソロ その1  Burn

 

リッチー先生は私のロック道、ギター道の最初のメンターでした。その教えは後々まで大きな影響を与えます。生まれた初めて買ったロック・レコードの1枚がBurnのシングル盤だったことは以前のネタでご紹介済ですが、初めてかけたとき、誇張なしに10回以上連続で聴きました。ギター・ソロのスピードと迫力、カッコよさに完全に我を忘れたのです。白状しますと、レコードを初めて聞いたその夜はリッチーのソロとジョン・ロードのキーボード・ソロの違いがよくわからずどっちがどっちか混乱していました。

出だしの歌詞、[The Sky is Red, I Dont Understand!] も習い始めた英語でなんとなく意味は分かったのですが、変な歌詞だなあと思い、これもロックという当時の自分とは別世界の一部なのかと気に入った覚えがあります。

 


殿堂入りソロ その2  
Bohemian Rhapsody

 

私の好きなギタリスト第1位であるブライアン・メイ擁するクイーンの弩級名曲。ガリレオ・コーラスも、後半のロック・パートもすべて非の打ちどころのない完成度でもう本気で大好きなのですが、240秒からのブライアンの第1ソロがたまりません。レッド・スペシャルから放たれる個性的な音色、ブライアンは「キンキンいうような音で弾いたんだ」と言っていますが、私には金属的というよりもとても人間的な温かい音色に聞こえます。ブライアンの人柄の良さ、お父さんと一緒に手作りしたギターの魅力、フレディの楽曲の完成度などがすべてこのソロには表現されています。いつ聴いても脳内に得体のしれない快感物質が大量発生し、逝きそうになります。


殿堂入りソロ その3  
Rock Bottom

マイケル・シェンカーがUFO時代に残したロックの金字塔的名曲。全曲6分半のうち2分以上を占める驚愕のソロ。この長尺ソロには起承転結の流れがあり後半の盛り上がりは聴くものを別世界に連れて行ってくれます。一人暮らしの頃は、ヘッドホンで聴きながらのエア・ギターでマイケルになりきり、よく彼の生霊を私の体に降ろしたものです。さすがに今、家族の前だとイタコ・パワーがなかなか発揮できません。日本ではネット上でこのソロを完コピされているファンが結構おられます。日本は実にすごい国です。霊降ろしなし、エア・ギターでなく本物ギターでこのソロを弾けるように5年以内を目標に私も頑張って練習したいですね。

 

 

こうしてみると今回セレクトした全13ソロのうち、ブライアン・メイはなんと4本を占めています。私の好きなリフには一本もなかったのですが、私の好きなギタリスト第1位のブライアンはソロでは圧倒的でしたね。2位はリッチー先生、御大クラプトン、それにマイケル・シェンカーが2本ずつで並びました。私の好みは結構特定のプレイヤーに限られているのかもしれませんね。

 

今回もお付き合いいただいた皆さん、本当にありがとうございました。 私の好きなシリーズ3部作、これでいったん終了です。今後、もしこんな企画をして欲しいというご要望がありましたら、どしどしコメント入れてくださいね。できる限りご要望にお応えしてゆきたいと思います。