昨年父が亡くなり久しぶりに帰省しました。葬儀が終わり少し落ち着いたころ、実家に残していたレコードの帯を妹がまとめて渡してくれました。実家を出て30年、高校卒業までに買い集めたレコードはかさばるし重いので実家に置いたままにしていたのですが、帯のおかげで当時よく聴いていた音がよみがえってきます。
小5のとき、生まれて初めて買ったポール・モーリア2枚組と映画音楽集の帯は残念ながら無くなっていますが、中学になってハードロックに目覚めたきっかけとなったディープ・パープル・ライブ・イン・ジャパンは残っていました。リッチー先生は最初のギターヒーローですが、2番目のヒーローとなったマイケル・シェンカーは高1のとき、麻薬・酒中毒を克服してあの「神」を発表しました。
初めてのコンサートも友人と二人で大阪までフェリーで0泊3日の旅をした、MSG初来日 in フェスティバル・ホールでした。初めて生音の迫力に圧倒され、加入直後だったコージー・パウエルのドラミングにしびれ彼のソロ作品も買いました。

当時もらっていたおこずかいでは2ヶ月に1枚しかレコードは買えず、どのレコードを買うかはそれこそとても大切な選択でした。参考にするのは主にFM週刊誌のレコード・レビュー。評論家の文章を何度も何度も読み熟考の末買うのですが失敗もありました。
高2の時、貸しレコード屋さんが隣の市にできてからは聴けるレコードの枚数が一気に増えました。それでも片道自転車で30分かかるので、今思えばそれなりに大変でしたけど。

大人になってCDを気軽に買えるようになりましたが、1枚1枚にかける思いは当時に比べぜんぜん軽いものになっています。恵まれない環境だった昔のほうがより音楽を楽しんでいたのかもしれませんね。

レコード帯1

レコード帯2