うちの息子はADHD /ASDのグレーゾーンです。
こんにちは!
発達科学コミュニケーション
トレーナー 山本みつきです。
今回は<発達特性のある子の共通する2つの特性>です。
発達障害、もしくはグレーゾーンと
ひとくくりに言っても、
その子が持っている特性は程度も違えば、
出方も違います。
なので、その子一人ひとりにあった、
オーダーメイドの対応が必要ですが、
親が子どもを育てていく中で、
覚えておいてほしい、共通する特性が2つあります。
①発達特性のある子は
「怒る」ことが合っていないこと。
②ネガティブ思考であること。
詳しく見ていきます。
①まず、前提として発達特性のある子は
「怒る」ことが合っていません。
「怒る」ことが続くと、
脳の感情コントロールがだんだんと
効かなくなってきます。
(怒りや不安を司どる「扁桃体」が過活動を起こして、平和時に働く機能が働きにくくなる)
なので、毎日怒り続けると、
脳の本来育ってほしい部分の成長が
緩慢になってしまい、発達するどころか、
悪化するスパイラルに陥ってしまいます。
学校や家で怒られる
→反発して怒る
→さらに追い討ちをかけて大人が叱る
→癇癪を起こす
実は、この癇癪は癖になります。
とても怖いです。
(実体験:毎日失敗経験が重なり、
おだやかだった息子は
毎日家で癇癪を起こすようになりました。
癇癪が癖になり、ちょっとしたことでもキレる。
暴力・暴言。家からの飛び出しもありました。)
なので、「怒られずに育てること」が鉄則です
いかに、肯定して子どもに自信をつけてあげるのか。
これにつきます!!
自信がなくなると(大人もそうですが)
嫌なことにも取り組めません。
それはまだいい方で、
自信がなくなると、やる気も無くなるので、
今までできていたことですらやらなくなります。
自信がつくと、
やる気を取り戻します。
嫌なことでも「やってみよう」と思えます。
子どもがいい状態になると、
自然と癇癪も減っていきます。
②ネガティブ思考であること
これは、脳の記憶の凸凹による特性です。
良いことは目減りして残り、
嫌なことはましましに残ります。
なので、親は良い記憶で上書きするような気持ちで、
日常の会話で、
嫌な記憶を一緒に「リフレーミング」して
変換してみたり、
そもそもの楽しい記憶がたくさん刻まれるように、
一緒に楽しい経験をたくさんしてください。
※リフレーミングとは・・
物事を見る枠組み(フレーム)を変えて、違う視点で捉え、ポジティブに解釈できる状態になること。
特性は一生続くものですが、
癇癪は親の関わりで
「ゼロ」にすることができますし、
ネガティブ思考も、
本人に自信がつくと余裕が生まれるので、
同じ条件下で起こったことでも、
余裕がある時だと大したことない!と思えます。
やっぱり、
周りにいる大人との関わりって大事ですね
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