昭和53年(1978年)に山口組三代目の田岡一雄は、抗争中だった組織の幹部に京都で狙撃された。銃弾は田岡の頸動脈近くを貫通し、後1センチ深く食い込んでいたら即死していた。だが田岡は平然とした顔つきで、自分を殺そうとした人間に命の取り方をこう教えた。
『わしを狙うなんてえらいやっちゃなあ。しかしなあ、自分が助かる気で撃つから失敗するんや。自分が死ぬ気で、もっと近くへ寄って、もっと狙って撃つべきやった』

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