2022年7月21日から22日にかけての深夜に、火星食が起きました。
一部を除きますが、日本からも見ることができたのですが、国内で火星食が見られたのは24年ぶりです。
次に日本で見られるのは、2042年3月4日です。
火星食とは月が火星を覆う現象ですが、西洋占星術的に解釈すると、
ブログの中で、ホロスコープ上『タイトに重なる』という表現をよく使っていますが、『タイトに重なる』とは、地球から見た銀河系宇宙の天体達が、遠近で一直線に並ぶ事で、地球から見ると重なって見える事を言い表しています。
この図は、銀河系宇宙での天体達の遠近を表した図です。
10天体は、私たちの住む地球を軸に考えると、内側の太陽に近い軌道を回る2つの天体『水星・金星』を内惑星と言い
地球より外側の軌道を回っている5つの天体『火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星』を外惑星と言います。
内惑星と外惑星は、地球から見た見かけの運動が全く違うもので、楕円軌道を描きながら、天体により進行速度は違いますし、順行・逆行を繰り返しながら、いつしか
太陽→地球→外惑星(内惑星)と並ぶことを、西洋占星術では『タイトに重なる』と表現し、この現象をコンジャンクションと言います。
そこに、食が加わるという事は、
太陽の軌道(黄道)と月の起動(白動)の交点で起こる現象です。
成功の秘訣
今回、牡牛座で火星食を迎え日本でも観測できたこと、そしてそこには天王星も重ねっていて、
天王星は、今年2022年11月8日に日本でも観測できる『皆既月食を伴いながらの天王星食』が起こるので、その影響はとても強まっています。
23年ぶりの天王星食で、さらに月食中に起こるので、とても珍しい現象です。
火星と月と天王星は、外部からの影響を受け、自身の在り方を、これまでには無い全く新しいカタチに、自分の力で切り開いて行く事を指し示しています。
そして、それは、自身の魂の目的であって、人生の課題でもあるはずです。
本来、内面の変化が行動に変化を与えるのですが
ですが、今は、外側の変化が内面に変化を与える時間になっているので
新しい事を初めながら、もしくは、先にカタチから入ることで、自然と苦手意識を克服して行き、発展へと繋がって行きます。
やりたい事や達成させたい事があるなら、叶ったつもりで、達成したつもりで過ごして見てください。きっと、それが、成功の秘訣ですよ!
どなた様も、素敵な時間をお過ごしくださいませ
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