夕飯の献立を考えて作るのもしんどいものですが、私が一番しんどいのは「朝ごはん」です。
朝起きてすぐに作るのというのは、本当にしんどいものです。
眠いし、頭も回らず、起きたばかりで体も硬い状態で、時間もない笑。
なので、夕飯の献立を考える時点で翌朝のごはんも考えて準備するのですが、何が辛いって、娘が「パンが好きではない、卵アレルギーで卵料理はダメ、納豆も食べられない」こと！
卵かけご飯にお味噌汁というメニューがオッケーならラクなのですが、それが出来ないのです（涙）。
目玉焼きもスクランブルエッグもダメ〜。
とはいえ、バランスを考えると、ごはんや麺などの炭水化物とタンパク質、野菜または果物は用意したいもの。
だから、たいていおにぎりと前日多めに作った具だくさん味噌汁にソーセージやミートボールを加えたり、ベーコンや豆を加えた野菜たっぷりのミネストローネなどのスープを前夜に作っておき、翌朝におにぎりを作るというパターンがほとんど。
そこで、みんなはどんな朝ごはんを用意しているのか知りたくて、何人かのママ友にきいてみたところ━
・考えなくて済むように、おにぎり1個と決めている
・前夜にコンビニで買ったもの
・惣菜パンを買っておく
・炒り卵をご飯に乗せて上から刻み海苔と醤油をかけて出すことが多い
といった感じでした。
ちなみに義理の実家では、朝ごはん時に出すだけのプレートが冷蔵庫に常備されていて、そのプレートには焼いた鮭をほぐしたもの、梅干し、納豆、漬物が乗っており、あとは白米と味噌汁という毎日同じものを食べるパターンでした。
母一人子一人で育った私は、母が全く料理をしなかったので、朝食は365日ヤマザキの「菓子パン」でした。もしくは商店街のパン屋のサンドイッチ。
一生分菓子パンを食べたので、今は全く食べたいとすら思いません…。
菓子パンは血糖値が一気に上がるので、その後、血糖値が急降下して眠気がくるのですよね……。
これから学校で勉強する子どもに、菓子パンオンリーの朝食はあげたくないもの。せめて、サラダやスープをつけて、食物繊維をとらせて血糖値のコントロールをしてあげたいところです。
今でこそ、そんなことを考えるようになりましたが、独身時代は朝ごはんを食べずに出勤して、ウィダーインゼリーを飲みながら仕事をしていました……。
そんなわけで、朝ごはんを考えるのも作るのもしんどい私は、こちらの本を読んでみようかと検討中です。
ひと手間で美味しくなるスープ
朝ごはんの栄養バランスを考えるなら、一番ラクなのが汁物だと思います。
なぜなら、味噌汁やスープなら野菜をたっぷり入れることができるし、豆腐や海藻類、豆類、ベーコン等、野菜とタンパク質を一気に手軽にとることができるから。
基本的に、ほぼ毎日、前夜に味噌汁を多めに作っておき、翌朝に食べさせることが多いのですが、具だくさんミネストローネ等のスープも我が家ではよく登場します。
そのスープを美味しくするポイントは、あるひと手間を加えること！
作り方は簡単で、冷蔵庫にある野菜を同じ大きさにカットして鍋に入れたら、オリーブオイルを混ぜて塩をふり、蒸らし炒めをします。
この「蒸らし炒め」がポイントで、水を少し入れてフタをして、弱火でゆっくり蒸らしながら炒めていくのです。
野菜にほぼ火が通るくらいまで蒸らし炒めをしたら、あとはカットトマト缶と水、コンソメを入れて軽く煮るだけ。トマト缶なしでもオッケー。
すると、とっても甘くて奥深い味わいのスープができるのです！
野菜に火を通す蒸らし炒めをしたスープと、カットしてすぐに水を入れて煮込むスープとでは、野菜の甘味が全く違ってくるのです。
ポイントは、火を付ける前にオリーブオイルを野菜にからめておくことと、野菜にほぼ火が通りきるくらいまでじっくり弱火で蒸らし炒めを旨味をすること！
ひと手間を加えることで、どの様に味が変わるのかを知っておくと、なんでもかんでも時短がいい！わけではないと、思うようになっていくのではないでしょうか。
ひと手間と書きましたが、我が家では基本的に蒸らし炒めをして作るスープしか作らないので、手間ではなく当たり前の工程になりました。
どうせ作って食べるなら、美味しいものが食べたいし美味しいものを家族に食べさせたい。
しかも前夜に作ったスープを翌朝に食べると、作りたてのときより美味しいんですよね。カレーのように。
今朝はこのミネストローネスープをいただきました。完成品の写真を撮り忘れてしまいました💦
汁物は朝ごはんに欠かせない我が家です。
