今日は少し長々と書き綴りたい事があります
私のブログにたまに登場する愛犬ムーさんのことなんですが。
これはブログに書こうかどうか迷って今まで書かずに来ました
なので突然のご報告でビックリされる方もいらっしゃるかもしれませんが。
実は昨年末にムーさんに悪性癌が発症している事が分かりました。
もし、その時が来た時に突然ブログに書いてしまうと読んでいる皆様がビックリされるかもしれない事を考え、いつか書かなくてはとも思っていた事だったので今日は長くなりますがちゃんとブログに書いておこうと思います！
ムーさんの異変に気付いたのは昨年１１月頃で、ムーさんをいつものようにシャンプーをしてもらっていた時 肛門嚢を絞ってもらう際に出血があった事が発覚の原因でした
肛門嚢を絞ってもらった夜、ムーさんがお尻を床に擦り付ける動作をしたことで床に沢山の血がついてビックリしてムーさんの肛門周りを確かめるとシコリのような物があり。
その瞬間、ミルキーの時と同じ感じがする・・・とイヤな予感がして。
夜間の救急病院へすぐ連れて行き触診して頂いて、救急病院の先生の見立てもやはり悪性癌の可能性が強いだろうと言われました。
その日に細胞診の検査を出して頂き、１週間後に検査結果で肛門嚢アポクリン腺癌と言う悪性癌だと言う事が分かりました。
ミルキーの時は肛門の中に出来たメラノーマと言う悪性癌だったのですが、出来たシコリの硬さや出血の感じでミルキーの時と同じような良く無い物の気がするとは思っていたので、検査結果はある程度予想はしていたのですが。
やっぱりムーさんが平均寿命より長生きしていても・・・
歳だからいつかは来るとは分かっていても・・・
数日間はショックで元気が出ない状態でした
先生曰く歳のおかげもあり進行の遅い癌だと予想できるので17歳と言う年齢や心臓が悪いことを考えて手術はしない方が良いと言われました。
私もいつかムーさんにミルキーの時のような事があったらもう手術はしないでおこうとずっと心に決めていました。
ミルキーは年齢が10歳半と若くて体力もあったので２度の癌の除去手術に免疫療法やオゾン療法もお願いし、どうしてもまだ一緒に居たいと、癌を克服して欲しいと願って出来るだけのことをしてあげたつもりでした。
でも短いスパンの中での度重なる手術や長時間の病院に滞在する治療に少しずつミルキーの体力や元気がなくなって行き、毎日しんどそうにしているミルキーを見て本当にあの時に私が治療に使った時間は正しい選択だったのだろうか？と言う疑問がミルキーが居なくなった後もずっと心の中に残っていました。
なので、ムーさんにいつかの時が来るならもう治療はせず出来るだけムーさんが幸せだと思うことに時間を使ってあげようと、そう決めていました。
だから悪性癌が発覚したからと言って毎日ショックで落ち込んではいられないと思ったし！
幸い、ムーさんは今の所食欲もすごくあって、よく寝て、よく遊んで、今まで通りのいつものムーさんなので悪性癌だとは全く思えないほど体調は良いです
肛門嚢にあるシコリを触らなければ出血も無いし、排便もちゃんと出来ているのできっと肛門嚢を絞らなければ分からなかっただろうし、体調が悪くなってから発覚しなくて良かったとも思っています
なので、ムーさんの好きなこと
外の匂い。
葉っぱや草木の匂い。
美味しい物を食べること。
ココさんと遊ぶ時間。
私と一緒に過ごすこと。
それを最期の日まで出来るだけ叶えてあげたいと思っています
なので最近はお天気が良いと暖かい日が多いので休日はムーさんと一緒にお出かけして来ました
私の住んでいる所はすごく田舎なので３０分ほど車で走ると十数年前まで○○村と呼ばれていたような集落があります
そこを目指してムーさんと休日のドライブに行って来ました
山の中にあるカフェで休憩したり♡
一緒にシフォンケーキを分け合って食べたり
草木の匂いを嗅いで山の中を散歩したり
綺麗な景色を一緒に見ながらムーさんとの時間を大切に過ごしています
太陽の光を浴びて自然の香りを嗅ぎ、美味しい物を食べ毎日を楽しいとムーさんが思えるのがムーさんにとっての1番の治療になれば良いなと思っています
いつ体調が悪くなるかは私にもムーさんにも分かりませんが、今元気なうちに出来ることはムーさんが毎日今まで以上に幸せに過ごせること
それには私自身が笑顔で過ごすことが大事だと思っているので
ムーさんが私と過ごす残りの時間を毎日笑顔で大切に過ごして行きたいです
