術後の病理検査結果の中に
「標本上の脈管侵襲は明らかでない」
とあり、この、「脈管侵襲」ってどういうことだろうと思い調べてみた。
↓参考サイト
脈管侵襲とは
血管やリンパ管は脈管(みゃっかん)ともいい,がん周囲の血管やリンパ管の中にがん細胞がみられることを脈管侵襲といいます 。乳がんが,肺や骨・肝臓などの乳腺以外の臓器に転移する場合,がん細胞は脈管を通ります。このため,病理検査で脈管侵襲が確認されると,転移・再発する危険性が高くなります。
つまり、今回の病理の結果、腫瘍周辺の血管にがん細胞は見られなかったよ、ということかな・・。
これを読んで、最初はちょっとほっとしたんだけど・・
でも、よく読むと
「標本上の」と「明らかでない」が気になるのよね。
つまり「切った範囲に」「明確なソレはなかった」けど、
体中の血管に、侵襲があるかないかはわからないよ?
ていうことになるのかな。
あるともないとも言及していないよね。
この、脈管侵襲についてもう少し調べてみると・・
■乳がんプラザ
https://nyuugan.jp/?s=%E8%84%88%E7%AE%A1%E4%BE%B5%E8%A5%B2
※「脈管侵襲」の検索結果
ここの記載を見る限り
- 脈管侵襲は「予後因子として確立されていない」ものなので「参考程度に留める」べき
- 「予後との明確な関係は」あまり良く解っていいない
- 病理結果の「脈管侵襲」はたんに「病理標本での所見」を病理医が判断しているだけ
とのこと。
現時点で脈管侵襲のあるなしに一喜一憂するのは時間のムダということかな。
※脈管侵襲についてはこれ以上調べるのはひとまずストップした。
↓参考までに。