これまでの事⑧~緊急入院と膵臓の腫瘍 | あれま膵癌ですか...はてさてどうしたものか。

あれま膵癌ですか...はてさてどうしたものか。

閉塞性黄疸→膵頭癌診断→手術不可でとりあえずの抗がん剤...
51才おやじ、2018年7月27日緊急入院からの日々の日記です。
筆不精で不定期となりますが自分の足跡を残すために、つらつらと書いていきます。
私の経験が少しでもお役に立てれば幸いです。

6月27日の朝
Uクリニックで紹介状を受け取り
妻を迎えに一度家に戻り
そのままS病院へ

 

S病院に到着して、入院の荷物は...

 

もしかしたら入院なしでもOKかもという淡
い期待もあり、とりあえず車に置いておきま
した

 

初診の受付を済ませ
消化器内科の外来を受診

 

外来の待合いには結構な人数の人が待ってい
ましたが
それほど長い時間待つことなく
診て頂けました
(紹介状と私の黄疸の状態で、優先的に診ても
らえたのかな)

 

診て頂いたのはH先生
診察では
紹介状で状況は分かりました
黄疸がひどいので処置が必要ですが
色々と検査もしていきます
まずは採血をしてください

 

内科処置室を案内され
採血をした後
すぐに点滴開始

 

点滴を30~40分程していた所
H先生が来られて
今から造影CT検査という検査をします

 

造影?なんじゃそりゃと思いながら
バタバタと問診や内容の説明を受け、同意書
にサインして
すぐに検査室へ

 

造影CTは、造影剤の注射で体の内部を見や
すくしてCT画像を撮るという検査でした

 

造影剤を注射すると短時間ですが体がカーッ
と熱くなり、熱いのが体の上の方から下の方
へずっと移動していき、最後はおしりの穴の
あたりが熱くなる感じでした。
おしりの穴のあたりが熱くなる所はちょっと
嫌な感じでした

 

検査から戻って点滴の続きをしていると
ほどなくH先生が来られて
状況の説明をして頂けました

 

黄疸や全身の痒みと、肝臓と胆嚢が腫れてい
るのは胆管が圧迫されて胆汁が出なくなって
いるからです

膵臓に腫瘍がありそれが胆管を圧迫して塞い
でいます

 

あれ?胆石じゃないの?
え?膵臓?えっと膵臓ってどこにあるんだっ
け?

 

いわゆる「閉塞性黄疸」ってやつ

 

膵臓の腫瘍は3cm程度あり、あまりいい顔
をしていません
細胞を取って詳しい検査が必要ですが、恐ら
く癌です

 

今は “癌”ってさらっと言うのですねー

 

癌と聞いてガーン(おっさん全開)となるかと

思いましたが、全くそういうことはなく

 

自分でも不思議なくらいに冷静でした

 

まあ、この段階では確定ではないというのも

あったかもしれませんが

 

むしろ、ホッとしたというか安心したのを覚
えています
体の痒みやこれまでの体調不良の原因が分か
って、あーこれでこの苦しみから解放され

る!と。

 

癌の可能性が高いと言われて、ホッとしたと

言うのも変な話ですよね...

 


H先生は続けて
まずは、黄疸を治すための処置を優先的に行
っていきますので、すぐに入院の手続きをし
てください

 

あ、やっぱり入院か…

 

という事で、私は点滴を続けているあいだ、
妻は入院の手続きなどをしてくれました