フランス・パリ郊外の街モンルージュで開催されている、Paris Guitar Festivalの一環としてギターショウSalon De La Belle Guitareが開かれています。私達がこのショウを訪れるのは2回目。前回は8年前でした。その時はPlayer誌の紙面やウェブ版でレポート記事が掲載されました。
フランスのギターブランドというと、日本で馴染みがあるのは当店でもよく販売しているVigier Guitarsくらいでしょうか。
ジプシージャズで使われるマカフェリタイプのギターだとその筋では知られたブランドがあるかもしれません。
アメリカのギターと比べると個性的なデザインが多いヨーロピアンブランドの中でも群を抜いて癖が強いのがフランス勢です。
60年代からアメリカ製のギターは輸入されていたものの、自国の文化やアイデンティティを守るために諸外国の文化(レコードや映画など)の流入を制限していたため、音楽や映画は他の西欧諸国とは異なる独自の発展を遂げました。
フランスのギターショウはドイツ、アメリカ、日本と比べると、見本市や展示販売会というよりもカルチャーイベントの色合いがとても濃いです。
バーがあったり飲食物の販売が充実していることもあり、早々にワイン片手に歩く大きなパーティー会場のようになります。











