2024年4月26日から28日にスイス・モントルーで開催されたモントル・インターナショナル・ギターショウ(MIGS)を訪れました。
MIGSは2022年に始まったギターショウで今回が3回目です。
私の友人や取引先のルシアー、アンプ・エフェクタービルダー達から良い評判を聞いていて以前から興味を持っていました。
昨年に訪問を予定していたのですが、パリのギターショウで財布の盗難、携帯電話の紛失、同行者の出国不可などがあって見送っただけに今回はなんとしても訪れたいと考えていたショウです。
スイスというと、バレエ、ファッション、映画祭、高級時計や宝飾品が思い浮かんでもギターやロックミュージックはなかなか連想できない国かもしれません。しかし、ことモントルーという街については、モントルージャズフェスティバル、Queenとフレディー・マーキュリー、Deep Prple/Smoke On The Waterという名詞を聞けば「ああ、そうだった」とうなづく方も多いと思います。
スイスはドイツ、イタリア、フランスと隣接していて経済的に豊かな国であるため、60年代から多くのロック・ジャズバンドがコンサートやレコーディングで訪れました。それゆえ、国土面積や人口に対して多くの小規模楽器メーカーが存在します。
また、いくつかのブランドはその卓越したアイデアを使ってより手頃な価格で楽器を製造販売するために日本や韓国の工場と提携することで大きく成長しました。
次回からはMIGSについてレポートしていきます。

