こちらは1994年から2010年代まで製造されていた、SLOと並ぶSoldanoの代表機種Reverb O Sonicです。

加えて、オリジナルの仕様として低音域を増強するS-Mod.が施されたレアな個体です。
出力50WのEQ共通でインプットボリューム（ゲイン）とマスターボリュームが独立した2チャンネル仕様です。

当店でもこれまでに多くのSoldano製品を販売してきました。
現在まで続くハイゲインギターアンプの礎を築いたマイク・ソルダーノの代表作といえば改造Marshallに痰を発したSLOなのですが、一方に置いてそのキャリアの初期から2010年代まで作り続けられたFender的とも言えるモデルがROSです。本個体は音量面での扱いやすさや可搬性に優れた12インチスピーカー2発搭載のROS212です。

パワー管には6L6管が使用されており、Fender/Blackface期のアンプで聞かれるようなしなやかさと張りを両立したクリーンとSoldano然としてオーバードライブトーンがクセになる逸品です。オーバードライブチャンネルのゲイン幅は広く、ブースターとの併用にも向いています。
両チャンネル共にピッキングへのレスポンスが早く、弾いていて実に楽しいアンプです。

当時の輸入元の正規品ステッカーから2000年代前半までに輸入販売された物と判断します。国内正規品100V仕様。
純正フットスイッチが付属します。

また、当店販売のG-Lab/GSC-3やGSC-4と組み合わせていただければ、チャンネル切替とリバーブON/OFFの両方を一度に操作できます。

Soldanoの名機Reverb O Sonice 212 アンプ