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誰も知らない、、
これからも
どんどん
図2の難治性疾患
は増える!

歯周病と全身疾患の関連口腔細菌による腸内細菌叢への影響

山崎 和久

新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔保健学分野

Published: 2016-08-20

歯周病は心筋梗塞や狭心症などの原因となる動脈硬化症,糖尿病,関節リウマチなど,実にさまざまな疾患のリスクを高めることが報告されている.これまでその関連メカニズムに関して,プラーク中の歯周病原性細菌が炎症により損傷した歯周ポケット上皮より組織内に侵入し,全身循環を介して遠隔組織に影響すること,歯周炎組織で産生されたさまざまな炎症性サイトカインが全身循環を経由して血管,脂肪組織,肝臓などに持続的かつ軽微な炎症を起こすと考えられてきた.しかしながら,歯周病が全身疾患の発症・進行に関与するメカニズムについてはいずれの説も決定的ではなく,依然として不明な点が多い.われわれは歯周病原細菌であるPorphyromonas gingivalisを口腔から投与するモデルを用いて,肥満モデルや糖尿病モデルマウスで見られるのと同様,腸内細菌叢が変動し,血中内毒素レベルが上昇することを明らかにした.腸内細菌叢の変化は動脈硬化症,糖尿病,関節リウマチ,非アルコール性脂肪肝疾患,肥満など歯周病とも関連する疾患のリスクファクターであることが知られている.大量に飲み込まれた歯周病原細菌が腸内細菌叢を変動させるというマウスにおける実験結果は,従来の仮説では十分に説明することができなかった歯周病と全身疾患の関連の因果関係を説明するのに合理的な生物学的分子基盤を提供する.

歯周ポケットからは数百種に及ぶ細菌が検出されるが,そのなかでもPorphyromonas gingivalisTannerella forsythiaTreponema denticola(特に歯周病原性の強いこれら3菌種をred complex細菌と呼ぶ)など一部のグラム陰性嫌気性菌が歯周病原細菌として病態形成にかかわると考えられている.特にP. gingivalisは糖発酵能をもたない(糖を栄養源としない)ためプロテアーゼ産生により直接組織破壊を促すことでアミノ酸,炭素源の獲得を行う特徴をもち,歯周炎の病態形成にかかわることが知られる.このような環境下において,これらの病原細菌はLipopolysaccharide(LPS)などの細胞膜構成外膜抗原の抗原活性により歯周組織に自然免疫応答を誘導するとともに獲得免疫を誘導し,慢性炎症を持続させる.歯周炎に罹患した組織中には優勢なB細胞・形質細胞のほか,T細胞,マクロファージ,好中球などが浸潤し,IL-1, IL-6, IL-8, IL-17, TNF-αなどの炎症性サイトカインが活発に産生されている.

歯周ポケット内には多数の好中球が浸潤しているが,バイオフィルムを形成した細菌の貪食排除は難しく,また抗菌物質も深部まで到達できないことから,自然治癒は望めない.同じ理由で抗菌薬の効果も極めて限定的である.したがって,歯周病治療はプラークやそれらが石灰化した歯石を機械的に除去することが基本であり,歯周病原細菌の棲息環境を除去するための歯周外科手術を行うこともある.近年,歯周病原細菌の感染による慢性炎症が歯周組織破壊のみならず,さまざまな組織・臓器の炎症性変化と関連することが明らかになってきた(図2).