ホールコンサートを企画する上で、
私がやりたいバンド編成は?
勿論、オリジナルバンドやその作品に合った編成が優先されますが、
最近、弦楽器を8名組み込むことにトライしていました。
ヴァイオリン×4、チェロ×2、ヴィオラ×2。
弦楽器はあらゆるジャンルの音楽に合う音色ですよね。
人の感覚に幼い頃セットされたものなのでしょう。
スッと聴覚に馴染みます。
8名もの弦楽器編成を既にあるオリジナルのバンドに組み込むとそれなりに費用はかかりますが、その時にはコーラスへの拘りを捨てます。
最大の問題はコンサート時の「音響(音のバランス)」です。
弦楽器は他の楽器特にドラムの音に負けます。
繊細な響きは性能の良いピンマイクをもってしても難題です。
ドラムを防音パネルで囲む手段もありますが、
過多に費用がかかる為にこれは選べません。
悩ましいところです。
私がプロデュースするコンサートはストリングス編成を組み込むのを前提にミュージシャンの歌に聴き入り、オファーをしますから、弦楽器がはっきり聴こえるのは絶対に譲れないところです。音響スタッフとは当日の弦楽器の響き具合で意見がぶつかり合うことになりますが、お互いに限界までそこを目指します。ホールの響きや大小空間も関係しますから難題です。
私は魅力的だと思い聴き入るストリートミュージシャンの歌に、
ストリングスを頭の中で鳴らして聴いています。
コンサートにはさまさまな人が関わります。
そして新たに広がりを増していきます。
良い結果の時、
歌や作品が深くお客様に届いていることを実感します。
そこにプロデュースの醍醐味や喜びがあると思います。
次回は「ストリングスの編曲」について
