私が主に活動しているX(旧Twitter)では、様々なフリーランスの先生が様々なサービスが展開されています。

 

色んな先生が様々な意見を発信されていますが、どの講師の意見を参照するかということを考える際に重要な指標になるのがその講師の出している実績だと思います。

 

 

 

私は顔も実名も公開しておりますし、ここがフリーランス講師の信頼性の最低ラインだと考えています。

 

これは「いざという時には社会的責任を負う」という意思表示であり、自分自身の発言や実績の信憑性を保証することでもあります。

 

 

 

例えば「トップを取る生徒はやる気が違う」という主張があるとしましょう。

それは実際にそのような生徒を見てそのように考えたのだと想像できます。

 

しかしトップを取るような生徒がやる気だけでその成績を維持するなどということはありえないでしょう。

当然複合的な要因があり、その本質は「その生徒はなぜ高いモチベーションを維持できているのか」というところにあります。

その理由の分析は講師によって意見が分かれる部分もあるでしょう。

 

世の中「断言しているポスト」に人気が集中する傾向がありますが、個人的にはそのような意見は雑であると感じることも多く、実際の事象は複雑で深く知れば知るほど断言できることの方が少ないと感じます。

 

専門家の間で意見が割れるようなお話のうち、どの意見が正しいのか、保護者の立場から見て判断するのは正直難しい場合も多いでしょう。

 

「一見正しい気がすること」「それっぽいこと」は誰にでも言えてしまいます。

問題はそれが本当に有効に機能すると考えられる背景のある視点なのかということです。


経験則から来る発言の信憑性を裏付けるものなど、その講師の出した実績以外にないでしょう。

その講師がどのような実績を出しているのか、というところから再現性を推し量ることが可能です。

 

 

 

私がフリーランスとして活動を始めた時に、色々な先生が公表されている合格実績・指導実績を見て、それが本物かどうか客観的に見て判断することが非常に難しいと感じました。

正直なところ、仮に合格実績を詐称したところで調査も入らず、バレないのではないかと思います。

 

指導実績の詳細をまとめて公開しようと思ったのは、後続の生徒・保護者の皆様に参考にしていただくためや、より質の高いサービスを提供していくための記録としての意味合いもありますが、1番は指導実績が本物であることを証明するためです。

 

許可の取れる限りは成績表などのスクリーンショットも公開しておりますし、広告に掲載されたら紹介するのも校舎から問い合わせが来た時に実証できる状態であることを示すためです。

一応第三者機関に調査された時のために、全員分の連絡先も残してあります(適切な時期に破棄する予定)。

 

それでもプライバシーはもちろん最優先ですから、掲載許可がいただけない場合は当然掲載できません。

結局は程度問題になるのかなとは思いますが、できる限りのことはやっておこうというのが今の所の方針です。