9月から1番遠いのは3月ですね
バレンタイン辺りが恋しいです。

ゆっくり、痺れが切れる1歩手前のテンポで
読みたければ読んでいただければ。

私は現在高校2年生なのですが
ホストグラフのHPをみて
好きなホストを探すという趣味が
中学生の頃からあります。

中学時代、
高校受験のために毎日塾に通い
家では大量の宿題をこなす

そんな生活に慣れ始めていた頃
それでも確かに体は疲れていて
同時に心もたまに崩れてしまいそうで
そんな自分の癒しとして
にほんごであそぼに出ている
野村萬斎を見ることと
学校の図書室に行くことと
ホストクラブのHPを見ることがありました

私のお気に入りのホストさんは
白い肌と黒髪のコントラストが美しい方で
ゴチャゴチャしたアクセサリーや
派手な髪色が多いホストの中で
一際目を引く存在でした

塾が終わりもう11時過ぎ
お風呂に入ればもう日が変わる
でも宿題をやらないと先生に怒られちゃう

イヤイヤ宿題をやってもう2時前
お店のインスタをみて、今日の様子を確認する
特に月初めは先月のランキングが出るから気合いが入る

彼はナンバー2が多かった
たまにナンバー1になったら飛び上がって喜んだ
それが明日からの私の活力になった
例え会ったことがなくても
私は彼のファン。
たしかに、私は彼のファン。


受験が終わって
久しぶりにお店のHPを見たら
彼の名前はなかった。
どうやら他店に移ったなどではなく
ただホストを引退したらしい。


ふーん。

インスタのストーリーの
端っこに移る彼の姿を見るだけじゃ
なんか物足りなかったな。
もう少し、見ていたかったかも。

ま、いっか。
なんか受験前後にチェックするのサボってたら
ちょっと冷めちゃってたのかも


なーんて心の中で自分に言い聞かせたけど
やっぱり胸の片隅がギュンと傷んで
私に何かを訴え続けるのでした。


大人になったら
1回だけホストクラブに行ってみたい。 
少しだけいけないことのほうが楽しいって
実はみんな知ってるから。



なーんて、眠れない夜におもってみる。
おやすみなさい。