英国王のスピーチ | KAME'S BLOG

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It is super super great whim blog.


2010年イギリス・オーストラリア
監督 トム・フーパー
脚本 デヴィッド・サイドラー
出演 コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム・カーター

第83回アカデミー賞の作品賞など4部門で賞を取った作品。だーいぶ前に借りて本編だけ…して数か月。借りたはいいが地味過ぎてなかなか観る気になれなかった。いざ観始めると…やっぱり出だしから地味な展開で、副主人公言語療法士が登場する直前に挫折してしまった。そして月日は流れ、今日こそはちゃんと最後まで観ようと決意新たに観賞を再開。前回挫折した個所からw

という義務感だけで観始めたような作品でしたが、言語療法士ローグ役のジェフリー・ラッシュが出てきたあたりからw物語は本題に入り、だんだん面白くなった。僕はジェフリー・ラッシュがやったような役どころというか、そういう役どころの登場人物が出る映画がとても好きなんですよねえ。なんかちょっと落ちぶれている地味なおじさんが救世主になるような映画です。そして、なんだかんだ最後まで観たら、やっぱりアカデミー賞受賞作品だなと思いましたw

作品のタイプは格闘系の修行モノと同じです。老練な師匠が未熟な弟子を鍛え隠れた才能を開花させるというベストキッド的な映画ですかね。ただ、修行といっても言語障害の克服の話だし、王位継承問題やドイツとの戦争が背景にある物語だからか、映画全体のトーンはやや重めですが、僕は良い映画だと思いました。特にクライマックスの主人公ジョージ6世のスピーチは最高でした。スピーチ内容はドイツへの宣戦布告という限りなくアンハッピーな内容ですがw 自分の幼い娘らの前でもどもっていた主人公がローグに導かれ一言一言絞り出すように演説をした5分間は、やはり感動しました

ですが、僕が感動したのは日本語吹き替え版の方なんですよねえ。実は。
内容が言葉の問題だけに英語版で観た方がいいんじゃないかと、日本語版で観た直後に英語版でも観てみましたが、やっぱり、英語がわからないとこの映画はダメでした。残念ながら。
言語障害の主人公の苦悩と克服を描いた作品だからこそ、微妙なニュアンスを実感できないと、主人公のダメさ加減にも成長にもリアリティを感じないんですよねえ

日本語訳のセリフのトーンというのは外国作品の元のイメージとは微妙にというか明らかに雰囲気が違っていたりしますが、この作品だけは日本語版で観た方いいと思います。まあDVDには両方入ってますがね。演技におけるセリフの重要性というものを再認識した作品でした。まあ、認識の仕方がちょっと捻くれてますがね。

昨年のアカデミー賞受賞作品だけどファンタジー要素ゼロだから絶対好みじゃないと思うけど、観た方がいいですよー亜美ちゃん!