ボカロというコンテンツ、難しすぎん?w という話をしたい。

 

 

 

「俺、ボカロ好きなんだよね~!」「えー!うそ!私もだよ!!」

 

 

・・・お判りいただけただろうか。

彼らは同じ趣味を持っているように見えて、実は全然違うことを言っているのである!!

 

この会話を分かりやすくするとこうだ。

 

「俺、ボカロ好きなんだよね~!(毎週ボカラン見てるし殿堂入り曲なら大体わかるぜ~w)」

「えー!うそ!私もだよ!!(千本桜とかカラオケでよく歌うし、歌い手も好き!)」

 

 

こんなことが世界のあちこちで行われている。こんな悲しいことがあっていいのか。涙を禁じ得ない。分かり合えるはずの二人が実は最も遠いところにいるなんて。

ファンとアンチは紙一重。そう、似たような趣味だからこそ、かえって些細な違いが火種になるのだ。悲しい、悲しすぎる。

 

 

 

ボカロはすでに10年以上の歴史を持ち、時代によって様々な姿を見せてきた。コンテンツとしては異様な広がり方で、それはもちろん偉大なことなのだが、一方でファンの多種多様化にも繋がってしまった。

 

 

 

 

あなたに質問してみたい。「ボカロってなんですか?」

 

この一言で戦争が起きるといっても過言ではない。

 

「ボカロというのは作曲できるPCソフトのことで~」

「初音ミクってキャラがすごくかわいくて、3Dモデルが~」

「歌い手さんの曲作ったりしてる人で~」

「カゲプロのことだよ!」

 

これを悲劇と言わずになんと言うのか。

 

 

ひとえにボカロファンといってもそのあり方は様々で、完全に自分と同じタイプのファンの人はいるのか?というと、それはおそらく結婚相手を見つけるより難しいのである。

 

例えば作業BGMとして垂れ流しているだけの人、歌詞を考察するくらい聴き込む人、本当に作曲ソフトとしてしか見ていない人、逆に喋らせることに執心する人、キャラが好きな人、歌い手が好きな人、音ゲーでちょっとかじっただけの人・・・。ぱっと思いつくだけでもこんなにパターンがある。

 

さらに言えば、ある人がずっと同じタイプでいることもなくて、昔は死ぬほど聞いてたけど今の曲はさっぱり・・・とか、歌い手好きだったけど最近は本家も結構聞いてる!とか、もういい加減にしてくれ。怖くてボカロファンであることを言い出せないよ。

 

 

かくいう私も今でこそ毎週ボカランを追う程度のファンだが、最初のころはニコニコもフーチューブもまったく見ておらず、ビデオ屋でボカロのCDを借りてひたすら聞くだけというなかなかにレアケースなボカロファンだった(いま振り返ってみても意味わからん)。

 

 

 

まあそんなわけで、「ボカロ好き」にも色々あるよね、なかなか自分と同じ風にボカロと付き合ってる人がいなくて寂しいよ悲しいよ(><)という話でした。

もしかしたら話し相手がいないからこそ、このブログで色々書いているのかもしれませんね。

 

それではボカロのブログを読む系のファンの皆さん、読んで下さりありがとうございました。