やっと観れた。

家に届いてから半月以上寝かしてしまった。
「駆けやはぶさ ひと大和 」のDVD。

もののふシリーズ、最終章にして
私が唯一、劇場で観た「もののふ」。
劇場での感動を再び。

とは、
いかなかったなぁ。

やっぱり、
劇場で観た方が世界にぐぐっと入り込めるのかな。
と、いうのもあるけどー
知り合いと地域の祭りでギターを披露するとかで
ギターの練習をする主人と隣に並んで観る
という
なんとも
私にとってはベストではない環境での観賞。
でも、主人と一緒に観たかった。
観て欲しかった。

そんなこんなで
だいぶ、退いたところから観たと思う。

挿入歌の入り方が気になって仕方ない。
挿入歌はとても気に入っている。
気持ちを盛り上げてくれるし、
「もののふ 白き虎」の時から
シリーズを徹して良いなぁと思っていた。
アルバムも買ったしね。
けど、
役者のセリフに被らないようにか、
突然、歌が途切れ
セリフが終わると
ぐわっと大きな音で流れ出す。
これが気になって仕方ない。
歌が気に入っている分、
歌詞が途切れることに
不快感を感じてしまったのかな。。

そんなことが気になるくらい
入り込めない状況。

さらには、挿入歌に合わせて
ギターを被せてくる主人。
上手いよ。
ちゃんと曲に合ってる、ように聴こえるよ。
私にはそんな芸当出来ない。
でも、
でもさ、
正直なところ、
じっくり観たかったし、
じっくり観て欲しかった。


それでも、
「そうじ!元気にしてんのかぁー?!…」
のシーンで泣きそうになる。
二人への愛情が包み隠さず溢れる。
死へ向かうというところで
自身は幸せだったと。
もののふシリーズを通して
何度も出てくる
土方さんの最後のシーン。
「かけ隼」は、辛いだけではなかったな。
斎藤の表情を見て
「瞑るおおかみ 黒き鴨」を思い出す。
あの斎藤を早く楽にしてやりたい。
私には「つむ鴨」でシリーズを観終えるのが
良いかもしれない。
また、観よう。


特典
アフタートーク集は、
今までとはひと味違う。
村田洋二郎さんがいない。
MCが変わると変わるんだなー。
村田さんがMCをされた回は、
あー、これこれ!
と、思った。
けど、
花村想太さんも花村さんの味があって
面白かったし、可愛かった。

劇場予約特典
長かったなー、対談。
50分くらいだったと思う。
それぞれの「もののふ」に対する
想いやら愛やらが見られて面白かった。
稽古中のことなんかも
作る側のことが分かるのが、
特典の良いところ。
買って良かったな。

花村さんが言っていた「再演」。
あると良いなぁー。
同じキャストで、劇場で観たい。
違うキャストでも、劇場で観たい。
役者さんの細かな表情が観れるし、
注目すべきところを映してくれるのは、
DVDの良さだけど、
空気を感じるって、特別なんだなと思った。

再演を求む。


DVD、次は一人でじっくり観てみよう。
きっと、また違うはず。