舞台『ACCA13区監察課』

観に行きたかった。
けど、行けなかったので、Blu-rayを購入。

荒木宏文さん出演と言うことで
『ACCA13区監察課』を知った。
面白そうと思い、アニメを観る。
子供も一緒に。
おしゃれなオープニングは、
幼児には「変な歌」に聞こえるらしい。
でも、気に入っていて
オープニングの時は、いつも踊っていた。
話は分からないものの、
「(ジュモークの)大きないちごが食べたい」
「この女の子(モーヴ)が好き」など、
それなりに楽しんでいた。

Blu-rayが届く。
何も言わずに再生。
始まると、
「あっかだ!」
ちゃんと分かるんだ。
子供たちと一緒に鑑賞。
いつもなら、
「りおさまだ!」とすぐ分かる娘も、
金髪だと分からないらしい。

感想

面白かった。
円形の舞台は初めて観た。
客席から観たかった。
どんな風に見えるんだろう。
目の前に役者さんが座ってる。
でも、舞台上では、話が進んでる。
雑念の多い私なら、
目の前に座られたら、
舞台上の話を半分くらい理解出来ないと思う。
(「蘭」で実証済)

ニーノの身の上話のシーンが好き。
人物を演じる人、
セリフを言う人、
分かれているからか
絵本でも見ているような感覚。
ニーノのお父さんの動きがコミカル。
なんか、可笑しい。かわいく見える。
ジーン、、なんと言えば良いのか、、
自身も辛いであろう時のニーノの
自分への対応に、
感情は乱れているだろうに
取り乱さないジーン。
感情が出せないのか、
表せないのか、
押さえているのか。
いや、そもそも乱されてないのか?
舞台の方は、押さえているように見えた。

13区の特徴的な歌と踊りも面白かった。
プリンも良かったけど。
プリンは、初めは「ちょっと…なぁ」だった。
アニメに出てくる可愛い女の子達では
なかったから。
あの女の子達ののほほんとした感じ
好きなのに。
二回目観たら、「これもありか」と思えた。
歌が耳に残る。プリンプリン♪
キャストが入れ替わり立ち替わり
色々な役で出てくる。
これもすごいなと思った。
ジーンも出っぱなしだけど、
他のキャストも出っぱなし。
色々な顔が見れて面白かった。
ハレ区長とか、パティス長官と違いすぎる。

ラストは、やっぱり気持ちいい。
してやったり。

マギーとレイルの絡みがなかったのは、
少し残念。
ロッタが声だけの出演だし、
話がまとまらなくなりそうだし、
ちょうど良かったとも思う。

本編みて「買って良かった」と思った。
特典みて「本当に買って良かった」と思った。

特典のメイキング?稽古中の映像が
すごく嬉しかった。
こんな感じで造り上げていくのかと。
すべての舞台がこうではない
のかも知れないけど、
それでも、垣間見れて面白かった。
他の作品の特典映像の稽古風景も
観たことはあるけど、
内容も量も今までで一番。
(そんなに言うほども観てはいないけど)
スペード役の平川和宏さんの優しそうな顔
驚いた。
全然違う!
賭け事なんてしなさそう。
「大人のカラオケ大会」ウケる。
本編観て、特典観て、
すぐにでも本編をもう一度観たくなった。

座談会で言っていたけど、
これは、編集された映像でみるのと、
実際に観るのとではすごく違うと思う。
そして、観たい。
ぜひ、再演をして欲しい。
地方公演も是非ともして欲しい。