2008-08-20 20:48:57 | 名所・スポット

今日、温泉に行った。
七里田温泉という。
日本一の炭酸泉というキャッチフレーズで有名な
長湯温泉を通り過ぎさらに車で10分くらいか。

鄙びた手付かずの温泉郷といった感じである。
いろいろとお風呂には入れるところはあるのだが
旦那の好みで共同浴場である『下ん湯』という所に行った。

通好みというかマニアックというか
いかにも湯治場時代の雰囲気満々な浴場だった。
綺麗でぴかぴかのところが好み、という人には無理かも。
シャワーや石鹸・シャンプーの類は設置されていない。

肝心の泉質だが、鉄分と炭酸を大量に含んだぬるめの湯。
お湯自体は無色透明である。
浴槽に入ると途端に炭酸の小さな粒が身体にまとわり付いてくる。
その銀色の粒が付けば付くほど、それらが結合して
大きくなればなるほど、なんだか嬉しくなってしまって
なかなか上がろうという気にならない。
いつまで見ていても飽きないのだ。

隣の男性用のほうから、地元のおじさんなのか
「最高4時間入ったことがある」なんて声も聞こえて来た。
私が入ったときには、女性が他に一人いたが
ペットボトルに水を用意してきていたので
これまでも長いこと浸かっていたのだろう。

お湯はぬるめだが、しばらく浸かっていると
体の中から「か~」っと熱くなっていくように感じる。
炭酸の作用なのだろうか。
湯上りはお肌すべすべ。
ただ、炭酸泉だからアルカリ性なのだろう、
髪を洗うとごわごわになった。。。

近くの長湯よりも炭酸に関してはこちらのほうが
濃度が濃いように感じた。
日帰り圏内にたくさんの温泉があるのは
さすが温泉天国、大分である。