今日は、最初に、16男塾について、正しくご紹介したい。

元々16男塾は、市民カレッジの一つとして、毎年開催されている男性だけの料理教室のことで
初年度は、”平成16年度市民カレッジ 男塾”が正しい名称であった。
目的は、男同士で調理の基礎を学び、食生活が日常生活でいかに大切かを知ると同時に、男性の
自立を考えるきっかけをつくることである。

期間は全11回を5月から12月にかけて行われた。
私が初年度と言っているのは、この16年度のことで、本来は、この1年で終了し、17年度は新たな
メンバーで平成17年度男塾として実施されている。
我々16男塾のメンバーのうち、有志が継続して、自分達で運営していこうと立ち上げたのが”16男塾
料理の会”で、これが、2年目となるのである。
以来、何名か入れ替わってはいるが、ほぼ、同じメンバーで7年目になっている。

こうして考えると、最初の目的に加えて、団結力というべきなのか、信頼関係というのか、年々
より深い絆で結ばれて楽しい部活のような気がして、皆さんと一緒に料理をするのが自然の流れみたいになっている。


さて、本日は、よくレシピに出てくる”だし汁”について作り方を紹介したい。
16男塾では、だし汁は、昆布と鰹節から取るのを基本としていて、非常に大事な下ごしらえの
一つとなっている。今は、だしの素を買ってくれば簡単にできるが、やはり味が違うのだ。

<作り方>

1.昆布は、乾いた布巾で拭いて、切り身を入れておく。

2.鍋に作りたい量+1カップ程度の水と昆布を入れて、10分くらい置く。

3.火をつけて、沸騰する直前に昆布を取り出す。

4.沸騰したら、鰹節を入れ、2~3分煮る。

5.火を止めたら、鰹節が自然にお湯に沈むまで待つ。

6.鰹節が沈んだら、ペーパータオルで濾して出来上がり。

・4~5カップで、昆布は2枚程度、鰹節は、一掴みで十分。
 多めに作り置きしておくと何かと便利である。

だし汁や野菜の切り方などは、初年度に習っているので改めて教わることはなく下ごしらえの
基本として標準の言葉になっていくのである。

さて、次回から、2年目のレシピに入って生きたいと考えている。
写真が無いので、できれば、再現できれば良いなとも思っている。