はなまる学習会の高濱先生の講演会に行ってきました。

 

よくメディアにも出てる方なので興味があって調べたことがあったんですが、教室は遠くて通えない〜と諦めたんだよね。


結論、行ってよかったです!!


講演会のテーマは、生き抜く力をつけるほめ方叱り方。


どれも納得のできるお話ばかりでした。


私が一番印象に残ったのは、しつけ=信念であり、親の哲学を伝えるものであるということ。しつけは真実ではなく、正解はない。


しつけで伝えることには、簡単に覆せるものが多い。

例えば、「嘘をついていけない」。

「大人だって嘘つくじゃん。偉い人たちだって嘘ついてるじゃん」みたいな口ごたえがすぐにできる。

こう言われると、怯んでしまうかもしれないけど、だめなことはだめ、それでいい。

親が子供にこうあってほしいと決意を伝えるものがしつけだから、無理矢理理由づけしなくていい。

ただし、ブレてはいけない(夫婦でしっかりすり合わせをする)。

これが子供の常識を育む行為になる。

叱らないこと(厳しくしないこと)は罪である。


納得!! 


私、あんまり意識はしてこなかったけど、子供にはこうあってほしい、こうなってほしくないってのがわりとはっきりあるほうだなと。

それに基づいて叱ったり諭したりしてるから、先生にしっかり言語化してもらえて間違ってなかったと思えたし、自信になりました。


夫にこの話をしたらとても納得していて、さらにルーティの子育てですごく感謝していることがあると伝えてくれました。


ルーティの中で「こうあってほしい」というのが明確にあるんだろうなというのは前から感じていて、叱っている内容は言われたら当たり前で共感できることばかりだけど、俺では気づけないことも多い。

多分俺は子育てにおいて、信念みたいなものがそこまで明確にはないからだと思う。

いつもよく気づくな、子供たちに伝えてくれてありがたいなって思ってる。


おお!こんなにはっきり感謝されたことはないぞ。

すごく嬉しかったです。


まぁ、私と夫は親に愛されて何も不満ない環境で育ったし、子育てにおいて価値観ががっちり合っているというのも大きい気がします。

当たり前、常識の価値観が一致してるからね。 (ちなみに2人とも反抗期がなかったので、対応の仕方がわからず来たる反抗期に怯えています)


高濱先生が、夫婦で価値観を合わせていくことはすごく大事だって言ってました。

子供が混乱してしまうからだそうです。


他にも色々お話してくださいましたが、どれも共感、納得のいくお話ばかりでした。


とりあえず、学校にいる問題児たちの母親は全員話聞いたほうがいいんじゃない?って思ったよね。


あっでも一つ思ったこと。

高濱先生のカリスマ性がすごいので、そういう人って熱心な信者がつくと思うんですよ。

子育てに行き詰まってる母親(特に夫と意見があってないとか子育てに参加してくれないとか夫に不満ある人)の心にめちゃくちゃ刺さると思うので、一気に傾倒する可能性がありますね。

まぁそれで救われるなら別にいい気はするけど。 


うちははなまる学習会にお世話になることはないけど、講演会はとても素晴らしく、有意義な時間でした!