5泊6日の日程で、単身ソウルへ行ってきました。

 

旅行のきっかけ

 

 ソウル行きを思い立ったのは出発のほんの一週間前。いつも見ている韓国のアート系youtuberがソウルで展覧会を開くという告知があり、慌てて航空券を購入したのです。急だったので夫の日程が合わず、初めての海外一人旅となりました。

 

 もともと絵画に格別の興味があったわけではなく、2か月ほど前、アメブロで素晴らしいブログに出会い、そのブログに触発され、突然、絵画にハマりました。

 

 ブログ主さんは海外で撮ってこられた写真を元に、油彩やアクリル絵の具を用いて絵画を描かれていて、それが本当に素敵で素敵で・・・。自分も絵を描きたいと思い立ったももの、油彩は敷居が高すぎる。なのでオイルパステルを使うことにしました。

 

 オイルパステルはここ数年、海外で急速に人気を得てきている画材です。特に韓国で人気。韓国のオイルパステル画家さんたちがたくさんYouTubeで描き方を発信しています。そのうちの一人が今回展覧会を開いた「推し」ですが、この方はもう別格。素晴らしすぎて真似るどころではありません。でも見るのは大好きで、幸せな気持ちになるので、ぜひ原画を見てみたいと思ったのです。

 

 

 

 

展覧会

 

 展覧会はソウル市内のかなり広い会場で行われていました。わたしは初日と三日目と、二度行きました。

 

 

 YouTube活動以外に、絵画をたくさんの生徒さんに教えていらっしゃるようで、生徒さんの作品も多数ありました。

 

 生徒さんたちはとても親切で気さくで、特に4人の方とたくさんお話しさせていただきました。みなさん何年も絵画を続けてこられ、わたしからすると大先輩なので、絵の題材の選び方や「自分がフォーカスしていないものをいかに簡略化して描くか」など、分からないことを質問し、ヒントを頂きました。写真も一緒にたくさん撮りました。

 

いろんなポーズで撮りました(笑)

 

もちろん「推し」とのツーショットも撮ってもらいましたよ!

 

 推しの人となりは、わたしの想像とはとんでもなくかけ離れていました。YouTubeでは手と声しか分からないものだから、わたしは勝手に「芸術の才能に恵まれた分、生きづらさを抱えた孤独で朴訥な青年」を想像していたのですが、実際の推しは「大勢の弟子に慕われて幸せそうな、ダンディーでスマートな紳士」でした(笑)

 

 

 お土産

 

 韓国には日本のものはたいてい輸出されているだろうし「推し」へのお土産は何がいいかかなり悩みましたが、結局、自分が普段から使って便利さを熟知しているものが良いだろうという結論に落ちつき、ページが自由に組み替えられるリヒトラブのツイストノートと、今年出たばかりの新しいフリクションペンにしました。

 

 ソウルの文房具店を数か所チェックしたところ、リヒトラブは見かけず、フリクションはありましたが、まだこのタイプはソウルには出回っていないようでした。

 

 

京都のお菓子はスタッフのみなさんに。たまたま横浜駅で売っていたもの。

 

仲良くなった方に差し上げたノートとフリクション。

 

 あと、頑張って韓国語でお手紙を書き、推しに差し上げました。ハングル文字が下手くそなので、ここには載せませんが^^;

 

 

 お土産のお返し?

 

 な、なんと、推しからもお土産を頂きました! 嬉しすぎる~~~!!

 

複製画セットです。

 

 日本から行ったことで、推しも、生徒のみなさんも、本当に喜んでくださいました。歓迎してもらい、とっても嬉しかったです。

 

ソウル散策

 

 韓国へ行ったのは初めて。なのでソウル観光もしました。

 

 景福宮

光化門の王宮守門将交代儀式。

 

男女老若を問わずレンタルショップで伝統衣装を借りて着る方々多数。歴史ドラマの中にいるみたい。

 

 北村韓屋村

 

 

 ソウル路7017

 南大門付近からソウル駅付近までビルの谷間を縫うように続く約1キロの高架遊歩道。ガイドブックには載っていないのが不思議。

 

歩道橋の拡大版という感じ? 車道を何本も横切る必要がなく、安全で快適でした。

 

 

 弘益大学

 今回は画材を買う予定があったので、芸術学部が有名な弘益大学、略して弘大(홍대/ホンデ)の近くに宿を取りました。

 

弘大(ホンデ)エリアの街並み。

 

弘益大学の正門。

 

さすがは弘大、キャンパス内にギャラリーが数か所。入口にあるR棟と一番高層のMH棟にあります。入場無料、写真もOK。

 

売店として文具チェーン「ハンガラム文具(한가람문구)」が入っています。画材の品ぞろえがすごい。

 

弘大の学章が入った手帳。19800ウォン也。手帳は5色、リングノートは3色展開。

 

緑豊かなキャンパス。

 

学内カフェで一休み。

 

大学の外壁にもアートが。通称「ピカソ通り」。

 

ブロック壁を効果的に使って描いた絵。

 

生い茂る葉を活かしています。

 

 

カフェめぐり

 

 ソウルといえばカフェめぐり。韓国焼肉店に一人で入るのは勇気が必要ですが、カフェなら一人でも入りやすく、一人旅に最適でした。

 

 清水堂 共鳴

 ジブリのような世界観が素敵なカフェ清水堂 共鳴(청수당 공명/チョンスダン コンミョン) .。弘大入口駅からほど近い延南洞(연남동/ヨンナムドン)エリアにあります。

 

 

地下1階、1階、2階と3フロアあり、それぞれ違った雰囲気。これは地下1階。

 

1階フロア。

 

2階フロア。

 

抹茶ティラミスと抹茶オレを注文。

 

苔庭のような抹茶ティラミス。雪景色バージョンの白いティラミスもありました。葉っぱも食べられます。ボリュームたっぷり。

 

断面。

 

 百味堂

 百味堂(백미당/ペッミダン)はチェーン店。あちこちにありますが、景福宮から北村韓屋村に行く途中にある三清洞店(삼청점/サムチョンドン)が素敵でした。

マンゴーソフトクリームを注文。
窓から隣の棟が見えるところが素敵。

 

 北村展望台

 北村展望台(북촌전망대/ブッチョンジョンマンデ)は北村韓屋村で一番高いところにあり、韓屋の屋根屋根が見下ろせます。飲み物1杯つきで入場料6000ウォンはお値打ち。

 

自家製梅ジュース。

 

素敵なインテリア。

 

お庭も素敵。

 

 スターバックス

  スターバックス圜丘壇店(스타벅스 환구단점/スタバックス ファングダンジョム)。圜丘壇公園のすぐ近くにあるスターバックスにはお座敷席がありました。

 

外観も伝統的で素敵。

 

お座敷席。歩き疲れた足に有難い。

 

ピーチティーとプチカヌレを注文。

 

 楽園駅

 鍾路3街駅前に広がる迷路のような益善洞 韓屋村(익선동 한옥마을/イクソンドン ハノンマウル)にはお洒落なカフェがたくさんありますが、中でもこのNakwon(낙원역/ナクウォンヨク)は最高! ほぼ名所となっており、何も注文せずに線路の上で写真だけ撮って帰る人もたくさんいました(笑)

 

ラズベリーラテ。写真映えするだけでなく、味も絶品でした。

 

 

レスポートサック

 

 レスポファンならとりあえず見ておかないと、と思い、江南エリアにある旗艦店へ行ってきました。島山大路から小路を少し入ったところにあります。

 

 

 プライスタグが見つからなかったので「プライスタグはないんですか?」とお店の人に尋ねると、「値段はわたしに聞いてください」とのことでした^^; それで売れるのかなあ??柄のラインナップも少ないですが、公式サイトを見ると日本よりも安いので、ソウルで買うのもありかもしれません。

 

 

今回のコーデ

 

 いつも通り旅の服装は2パターンのみ。一度の旅でいろいろ着てしまうと、服を着尽して、どの旅も服装が同じになってしまうからです。

 

 ちなみに今回のエアはエアソウル。LCCではありますが、割と荷物制限がゆるく、機内持ち込み手荷物が10キロまでだったので、キャリーケースで行きました。

 

 ブラウス:Te Chichi

 スカート:Maple Leaf

 靴:Pansy

 バッグ:Lesportsac

【色番】D257 ギディーアップ(Giddy Up)

【型番】7520 クラシックホーボー(Classic Hobo)

 

街歩きには主にこのコーデ。トップスはそっくりなものをもう一枚プラスし、とっかえひっかえ着ました。
 
 日本⇔韓国の行き帰りは以下のようなコーデ。クインバッグは機内で貴重品を入れておく用。
 

 リネンシャツ:無印良品

 ブラトップ:Uniqlo

 パンツ:Axes Femme

 靴:Pansy

 バッグ:Lesportsac

【色番】D975 フォレストフレンズ(Forest Friends)
【型番】3352 クイーンバッグ(Quinn Bag)

 

洗濯機のある宿だったので、アウターはこれだけあれば十分でした。

 

旅ノート

 

 今回の旅ノートはこんな感じ。いつものリヒトラブ・ツイストリングノートです。

 

今回はコクヨのノートを真似、自作のゴムバンドをつけました。

 

 

 

中身はこんな感じ。パスポートからエアチケットまで大事な書類をここに収納。地下鉄の路線図や電車の時刻表なども。

 

レスポートサックの店舗情報もここに纏めて。

 

 

 初めての韓国、初めての海外一人旅で、行く前には不安もありましたが、現地の方との触れ合いが多く、ものすごく楽しかったです。展覧会以外にも、大学対抗建築コンペで学生さんたちにブースの説明をしてもらったり、地下鉄で隣の人から話しかけられたり、道を尋ねたり。一人だと話しかけやすいのか、街の人々との距離が近かったです。

 

 韓国は反日感情があると言われますが、個人的には全く感じませんでした。むしろ「日本人です」というと親しみを持ってくれる人ばかりで、日本を5回6回と訪れている人が珍しくありませんでした。それも首都圏だけでなく、日本の各地に行っているんですね。鹿児島、名古屋、福島、福岡、新潟などなど。日本各地にソウルから直行便が飛んでいるようです。

 

 ソウルの街は清潔できれいで、地下鉄は便利。無料のトイレも多く、まるで東京にいるみたい。人々の顔も仕草も日本人と似ていて、言葉が違うのが不思議なくらい。本当に気楽でした。

 

 ちょうど期限が切れそうなマイルが二人分あるので、近いうちにまた夫と二人でソウルへ行くことになると思います。

 

漢江。